【12月16日 日本農業新聞】
■http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/modules/bulletin8/article.php?storyid=4055
【山口・あぶ萩】ＪＡあぶらんど萩が台湾向けに仕掛けた県内初の輸出米「維新伝心米」
が好評だ。台北市のスーパー「松青超市」の４店舗で試食宣伝し、完売店舗も出るなど、
大きな手応えを得た。関係機関が一体で進めた成果も上がり、ＪＡでは期限を設けず継
続的に輸出する方針だ。
11月末〜今月初旬に行った試食宣伝には、産地を代表してＪＡ女性部12人が参加。Ｊ
Ａ女性職員とともに、浴衣や着物で試食を働き掛けた。現地の消費者は食味の良さを高
く評価し、２店舗で完売した。残りの２店舗もほぼ完売するなど滑り出しは上々だった。
すでに14.4トン（7200袋）の注文も舞い込んだ。
現地の販売元、松青商業の張明昆社長は「安全・安心で健康的な食材を消費者に提供
できるよう努力してきた。維新伝心米もＰＲを強めていきたい」と話した。
米輸出はＪＡグループやスーパーの（株）丸久、行政など関係機関が連携し、１年か
けて取り組んできた。ＪＡの水津俊男組合長は「台湾で維新伝心米の販売が実現し、感
激している。多くの台湾の皆さんと強いきずなで結ばれることを望む」と話した。ＪＡ
では今後、米をはじめ青果物などへの販売拡大につながることを期待している。
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