北海道支部(鎌田告人支部長)が主催した夕食会に臨まれた。
北海道訪問はプライベートとされていたため、同行記者団と本会の公式カメラ(スチールとムー
ビー)のみ取材できることとなっていた。しかし、主催者の許可を得た地元紙の北海道新聞が取材
に訪れ、翌24日の2面でカラー写真とともに3段抜きの記事を掲載している。
ちなみに、夕食会には、北海道大学元副学長で名誉教授の藤田正一氏や新渡戸稲造が開いていた
「遠友夜学校」に通っていた山崎健作氏など新渡戸ゆかりの方のほか、吉田源彦・北海道神社庁長
や飛田稔章・JA北海道中央会会長、清水誠一・衆議院議員(本会理事)、伊東良孝・衆議院議員、
高木宏壽・衆議院議員、西村眞悟・衆議院議員らも駆けつけ、初の来道を歓迎した。
「平等な互恵関係」強調 台湾・李元総統道内初訪問
【北海道新聞:2014年9月24日】
写真:流ちょうな日本語で、日本との関係強化に対する思いを語る李氏
来日中の台湾の李登輝元総統は23日、北海道を初めて訪問し、北海道と台湾の交流団体関係者ら
と札幌市内のホテルで懇談した。李氏は日本語であいさつし、「日本と台湾の将来の関係は平等な
互恵関係の上に立っている」と強調した。
懇談したのは「李登輝友の会北海道支部」の鎌田告人(かまだ・のりひと)支部長や、自民党道
連の伊東良孝会長、JA北海道中央会の飛田稔章会長ら15人。
李氏は、札幌農学校出身の新渡戸稲造が著した「武士道」について、自らが解説書を執筆したこ
とに触れて「日本本来の精神的な価値観を明確に思い出してほしい」と述べた。李氏は懇談に先立
ち、千歳市内の牧場を視察した。
李氏は、日本と台湾の交流団体「日本李登輝友の会」(東京)の招待で19日に来日し、大阪や東京
で講演した。24日には小樽市を訪れ、小樽運河などを視察し、25日に新千歳空港から台湾に戻る予
定だ。