【9月20日 時事通信】
【ニューヨーク19日時事】国連総会の議題設定に当たる総会一般委員会(総会議長ら
28人で構成)は19日、台湾による加盟申請問題を総会の議題として取り上げないことを
決めた。陳水扁政権は今回、「中華民国」による国連復帰ではなく、「台湾」としての
新規加盟を求めたが、潘基文事務総長が加盟申請の受理を拒否したのに続き、総会も台
湾側の求めを門前払いした。
同委では、中国とエジプトが議題化に反対を表明。台湾の友好国であるソロモン諸島
など2カ国が賛成の意見を述べた。同委はこの後投票を行い、反対24、賛成3で議題とし
ないことを決めた。