米国からブラックバーン上院議員一行が訪台 8月だけで4回目の米国要人

米国からブラックバーン上院議員一行が訪台 8月だけで4回目の米国要人

 8月25日深夜、米国からマーシャ・ブラックバーン上院議員(共和党)を団長とする訪問団が米軍の軍用機で松山空港に到着した。

 米国からの要人訪台は8月だけで4回目となる。8月2日はナンシー・ペロシ下院議長(民主党)一行、8月14日には上院外交委員会東アジア太平洋小委員会の委員長を務めるエドワード・マーキー上院議員(民主党)一行、それから1週間後の8月21日にはインディアナ州のエリック・ホルカム州知事(共和党)一行、そして25日のブラックバーン上院議員一行だ。

 ブラックバーン上院議員は上院の商業委員会と軍事委員会のメンバーで、2008年以来、14年ぶりの訪台だという。

 27日までの滞在中の26日には蔡英文総統と会談、国家安全会議の顧立雄・秘書長を訪問、外交部の呉[金リ]燮・部長の宴席にも出席し、米台間の安全保障や経済・貿易関係などの問題について幅広く意見交換する予定だと報じられている。下記に台湾国際放送の記事をご紹介したい。

 8月22日から訪台していた日華議員懇談会の古屋圭司会長と木原稔事務局長が24日に帰国するのと入れ替わる、米国からの4回目のブラックバーン上院議員一行の訪台は、国家安全保障会議(NSC)のカート・キャンベル・インド太平洋調整官の発言を改めて思い出させる。

 キャンベル・インド太平洋調整官は8月12日、「台湾海峡の平和と安定はインド太平洋地域と世界の安全保障に極めて重要」と指摘し「米国は責任ある、断固とした対応をとる」と表明した。

 中国が台湾周辺で軍事的圧力を強めている現状について、米国は「現状変更を試み、台湾海峡の平和と安定を危うくするもの」と判断し、加えて、ペロシ下院議長訪台に対抗して行った軍事演習は「前例がない」と危機感を表明しており、米国も前例がない立て続けの議員団訪台で中国を抑制させようという意向のようだ。

—————————————————————————————–米上院議員訪問団、8/25深夜台湾に到着 8/26蔡総統と会談【台湾国際放送:2022年8月26日】https://jp.rti.org.tw/news/view/id/95754

 アメリカ上院商業委員会および軍事委員会のメンバーである、共和党のマーシャ・ブラックバーン(Marsha Blackburn, R-TN)議員率いる訪問団が25日深夜、専用機で台湾北部・台北市の松山空港に到着しました。中華民国外交部北米司(局)の徐佑典・司長(局長)は空港まで出迎えました。一行は27日まで滞在します。

 滞在期間中、ブラックバーン議員は、蔡英文・総統と会談、国家安全会議の顧立雄・秘書長を訪問するほか、外交部(=外務省)の呉[金リ]燮・部長(=外相)が設ける宴席にも出席します。双方は、台米間の安全保障と経済貿易関係などの議題について幅広く意見交換します。

 一行は、2日に台湾を訪問したナンシー・ペロシ下院議長、14日に台湾を訪問した上院外交委員会東アジア太平洋小委員会の委員長を務めるエドワード・マーキー議員(民主党)に次いで、8月に台湾を訪問する三つ目のアメリカの議員訪問団になります。

 総統府の張惇涵・報道官は26日早朝、ブラックバーン議員の来訪を歓迎すると表明すると共に、蔡英文・総統は26日午前9時30分に総統府で一行の表敬訪問を受けると明らかにしました。

 張惇涵・報道官は、今回の台湾訪問は、ブラックバーン議員にとって2008年以来、14年ぶりの訪台だ。一行は再び具体的行動でアメリカ議会の台湾に対する強い支持を表明している。総統府は今回のフェイスツーフェイスの交流を通じて安全保障と経済貿易などの分野における台米間のパートナーシップを引き続き強化していきたいとしています。

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