石破、長島議員らが訪台記者会見で紛争抑止は日本の責任と明言

石破、長島議員らが訪台記者会見で紛争抑止は日本の責任と明言

 7月27日から訪台している「日本の安全保障を考える超党派議員の会」の石破茂・元防衛庁長官、浜田靖一・元防衛大臣、長島昭久・元防衛副大臣、清水貴之・参議院議員の4氏は7月30日、林佳龍・元交通大臣や李登輝基金会の鄭睦群・執行長(CEO)らが同行し、五指山軍人墓地(國軍示範公墓)に眠る李登輝元総統のお墓をお参りしました。

 その後、台北市内で開かれた記者会見に出席し、訪台について石破議員は「大変有意義な意見交換を行うことができ、今後の大きな糧となると考えている」と述べ、長島議員も「全体的に抑止力が高まる体制づくりをしていることに感銘を受けた」と述べたと報じられています。

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—————————————————————————————–台湾訪問の石破氏、「戦争をしないために一層の努力必要」【中央通信社:2022年7月31日】https://japan.focustaiwan.tw/politics/202207300002

(台北中央社)超党派の国会議員でつくる勉強会「日本の安全保障を考える議員の会」のメンバーが30日、台北市内で開かれた記者会見に出席した。石破茂衆院議員は台湾有事について、「戦争をしないためにどうするかという努力は今までの何倍もやっていかなければならない」との認識を示した。

 石破氏らは27日に訪台した。台湾の考えや実情について知識を得ることは、「安全保障を考える上で必要不可欠なことである」と訪問の理由を説明。「大変有意義な意見交換を行うことができ、今後の大きな糧となると考えている」と語った。

 その上で、台湾有事や日本有事の定義付け、防衛出動の下令や国会承認などの手続きなどについて、「一つ一つ冷静沈着に、論理的にやっていかなければならない」と指摘。紛争を起こさせないようにすることは、「日本政府が果たすべき責任だ」と述べた。

 台湾有事の際の日本人の退避については、精密なシミュレーションが行われていなければいけないと強調。また「空いているスペースがあれば、当然他の国の方々にも乗っていただく」とし、「地理的位置から考えて、主体的役割を果たさなければならないのは日本である」との見方を示した。

 ロシアと中国が連携を深めていることに関しては、「注意すべきもの」と述べ、「気を緩めることなく、万全の対応を取っていかなければならない」とした。

 長島昭久衆院議員は3泊4日の日程を振り返り、「台湾当局は極めて冷静だ」と指摘。中国との軍事力の差は大きく、拡大しているとしながらも、戦略がしっかりしており、視野が広いとし、外交、インテリジェンス、軍事、経済のいわゆる「DIME」に気を配り、全体的に抑止力が高まる体制づくりをしていることに感銘を受けたと語った。

 またロシアによるウクライナ侵攻を契機に、台湾と欧州各国との関係が強化されていることに言及。平素からの日台関係についても「きちんと組み上げていかなければならない」との認識を示した。

(齊藤啓介)

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