熊本県の大津高校が台湾への初修学旅行を前に金美齢さんを招いて講演会

熊本県の大津高校が台湾への初修学旅行を前に金美齢さんを招いて講演会
素晴らしい生徒の感想文

 熊本県立大津(おおづ)高校は熊本県の公立高校として、今年12月初旬に3泊4日の日程
で、台湾への初の修学旅行を実施する。1年生約300人が参加するという。

 この台湾への修学旅行は白濱裕校長が2年前から進めてきた案件だそうで、東日本大震災
に対する台湾からの支援がすごかったからということではないという。

 熊本県の公立高校として初の台湾修学旅行は、県の教育委員会への申請作業が大変だっ
たそうで、また事前準備にも苦労したという。まず教師にも生徒にも、台湾に関する知識
がほとんどないので映画「パッテンライ」を上映するなど、基礎の基礎からやり始めたと
いう。

 その一環として、去る10月17日、金美齢さんを招いて講演会を開催した。全校生徒900人
のほか、一般にも開放し約1200人が参加したそうだ。

 大津高校では全生徒に講演の感想文を求めたところ、一人残らず提出したそうで、その
一部を読ませていただいた。いまどきの高校生がこれほど聞く力、考える力を持っている
ことに驚いた。

「金先生の講演を聞いて、私にはまだ祖国である日本に対しての感謝の気持ちや、感謝の
気持ちを行動に移すことが不足していると思いました。なので、これからの生活、修学旅
行でこれよりももっと感謝の気持ちを持ち、自分にできることを考え行動していきたいで
す」(1年生)

「周りの口から『台湾』という言葉を聞いたのは、祖母が話してくれた4年前から、この修
学旅行まで一度もないと思います。言ってしまえば、日本という国としては『台湾は中国
の一部』であるという認識をしていることになっています。……中国を敵にしたくないの
は分かりますが、今後の日台関係に期待します」(1年生)

「今年から大津高校は修学旅行に台湾に行くことになったので、1年生がとてもうらやまし
いです。でも、私もいつかは台湾に行ってみたいと思っています。しかし、行きたい理由
というのが、今までと少し変わりました。以前の私は『ただ興味がある』『行ってみたい』
と思っていました。でも、先生の話を聞き、『恩返しがしたい』と思えるようになりまし
た。……私にはとても素敵な理由が見つかったのです」(2年生)

「今日のご講演の中で『母語を大切に』といおう言葉がとても心に残っています。……金
さんのその言葉をお聞きし、『愛国心』があって初めて世界に日本を伝えることが出来る
もで、その『愛国心』というのは、日頃の生活の根底にある『言葉』、つまり『日本語』
なのだと気づくことが出来ました」(3年生)

 もっともっと紹介したいが、紙幅の関係でここまでとする。「日本に誇りを持ちたい」
「台湾のことが大好きになった」など、とても素直な感想が多い。下記に講演を報じた産
経新聞の記事をご紹介したい。


「日本と台湾、互いに大切な存在」 金美齢さん、熊本・大津高で講演
【産経新聞:平成23(2011)年10月18日】

 台湾出身で一昨年、日本国籍を取得した評論家、金美齢さんが17日、熊本県大津町の県
立大津高校(白濱裕校長)で、「二つの祖国〜日本と台湾〜」と題して講演した。同校は
12月の1年生の修学旅行に台湾を予定しており、金さんは「日本と台湾はお互いにとても大
切な存在。素晴らしい経験をしてきてほしい」と話した。

 全校生徒のほか、保護者や地域住民など計約1200人を前に、金さんは「台湾は世界一の
親日国家」と強調。東日本大震災で苦しむ日本に、人口わずか約2300万人の台湾から200億
円以上の義援金が寄せられたことを紹介した。

 その背景として、日本統治下の台湾で、日本人が教育や農業の普及に尽力したエピソー
ドを交え、「日本人は台湾のために真剣に涙と血を流した」と説明。「日本と台湾は運命
共同体。私は両国とも祖国として愛している」と話した。

 講演会は修学旅行の事前学習も兼ねており、1年生の女子生徒(16)は「台湾の人と交流
し、しっかり勉強し、将来、もっと良い関係になるようにがんばりたいと思った」と話し

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