「八田氏の功績は永遠に」 台湾、日本統治時代の技師しのぶ

「八田氏の功績は永遠に」 台湾、日本統治時代の技師しのぶ
日本経済新聞 2010/5/8 21:28

http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E2EAE2E38B8DE2EAE2E7E0E2E3E29180EAE2E2E2;at=ALL 

【台南=共同】台湾で日本統治時代の1930年、当時としてはアジア最大級の烏山頭(うさんとう)ダムを建設するなどして、不毛の土地を台湾最大の米作地帯に変えた石川県出身の日本人技師、八田与一氏(1886〜1942年)をしのぶ会が命日の8日、台湾南部・台南県官田郷の同ダムで行われた。
馬英九総統代理の頼峰偉総統府副秘書長は「八田与一氏の功績と精神は台湾で永遠に伝わっていくと信じている」とあいさつした。
しのぶ会には、日本から遺族の八田綾子さん(77)=愛知県春日井市=のほか、石川県の関係者らも参加。綾子さんには、地元出身の教師と、教え子の小学生らがつくった同ダムの絵本が贈呈された。
金沢市の「八田技師夫妻を慕い台湾と友好の会」の中川外司事務局長は「(八田氏を)長い間尊敬し続け、盛大な法要をしていただける台湾の皆さまに感謝したい」とあいさつした。
現在も使われている烏山頭ダムを、歴史的に特別な背景を持つ日台関係の「象徴」と位置付ける馬政権は「台湾農業の近代化に大きな貢献をした」と八田氏を評価し、今年2月、その業績をたたえる記念公園建設に着工、来年5月8日の開園を目指している。
公園は、約5ヘクタールの敷地に資料陳列館や日本風の宿泊施設などを建設。八田氏の生涯などに関する資料や、当時の家具などを展示する。

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