「台湾の声」編集長 林 建良
白い紙を持って抗議する「白紙革命」
引火点となったのはウルムチで起きた火災によって44名の犠牲者が出たこと。
この白紙革命で伝えたいメッセージは10月13日北京四通橋で掲げた横断幕のスローガン。
「不要封控,
要自由(封鎖はいらない。自由がほしい)」
10月23日上海市内
「不要 要 (いらない。ほしい)」
11/26中国全土
「 」(何も書かれていないA4の白紙を持つだけ)
この白紙革命で証明されたのは、
10月13日北京四通橋のことが中国全土に伝わっていること。
中国人の共感をこのスローガンが生んだことが判明した。
そしてゼロコロナ対策は中国人民はよく思っていないということ。
そして公共衛生のためではなく、権力維持の為にゼロコロナ対策をしたことが分かった。
白紙革命によって、ゼロコロナ対策が解除された都市もあるが、これは決して習近平が妥協したわけではない。警察等に携帯の内容を確認させている。実質の両手戦略。
妥協しているように見せて、実は弾圧する準備をしている。
実際妥協するのはとても危険。
中国共産党はフランス大革命を教訓にしている。
習近平の敵とは
1,中国人民
2.コロナウイルス
3.コロナが怖いという宣伝
4.コロナ利権
5.党内反対勢力
白紙革命は実際中国共産党政権を打倒できるのか?
体制転換のカギとは?
1,訴え
2.シンボル
3.連帯
4.組織
5.長期支援
6.体制内部支援
7.国際社会支持
今白紙革命があるのは1-3番のみ。
これが更に大きな力になるには4-7が必要。
これからどうなっていくか、習近平政権の鎮圧の度合いによって変わってくる。
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