歴史認識問題研究会ホームページ:http://harc.tokyo/?p=2166
2021年5月19日夕方、総統府国策顧問などをつとめられた台湾の黄天麟・台日文化経済協会名誉会長が入院先の台湾大学附属病院にて満92歳でお亡くなりになりました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
・自由時報:前國策顧問 金融鬥士黄天麟93歳辭世[2021年5月19日] https://ec.ltn.com.tw/article/breakingnews/3539012
歴史認識問題研究会は2019年3月に台湾へ調査に赴いた時に黄天麟先生と席をご一緒させて頂きました。2018年8月に慰安婦像が台南市内に建立された際、黄天麟先生は直ちに批判の論文を「自由時報」に寄稿しました。当研究会HPでもご紹介しておりますので、是非ご覧下さい。
・「国民党は『軍中楽園の少女像』を建立せよ」(2018年8月21日、自由時報) http://harc.tokyo/wp/wp-content/uploads/2019/04/9017a7921d98386d26b1e4a94029716e.pdf
※併せてお読み下さい・元慰安婦女性の預金通帳を発見! http://harc.tokyo/?p=910・台南市に設置された慰安婦像について http://harc.tokyo/?p=973
台湾の中信金融管理学院の梅原克彦教授によると、台南市の「少女像」の後ろの解説掲示板は日本語翻訳の部分(下部写真右下)が無くなり、以前に比べてかなり小さくなったとのことです。
私たち歴史認識問題研究会は弔意を表すると共に、黄天麟先生の遺志を継ぎ、歴史の真実を明らかにして日中台の平和に貢献してまいります。
※この記事はメルマガ「日台共栄」のバックナンバーです。