ケリー・クラフト米国連大使の訪台が中止に 政権移行の一環

 米国のケリー・クラフト国連大使は本日(1月13日)から台湾を訪問する予定だったが、中止された。これはポンペオ国務長官が12日、今後の8日間でスムーズな政権移行を完了させるため、ポンペオ長官自身の欧州歴訪(ブリュッセル訪問と北大西洋条約機構のステルテンベルグ事務総長らとの会談)を含め、同省が今週予定していた他国への公式訪問を全て中止すると発表したことによる。

 14日にクラフト大使と面会する予定だった蔡英文総統は先週の土曜日、ツイッターに英語で「台米パートナーシップの重要なマイルストーン」と歓迎の意を示し、心待ちにしている様子をつづっていた。

 誠に残念なことだが、外交を担う国務省に政権移行を巡って停滞や混乱が起こることは許されることではなく、シームレスな移行が理由のようだから致し方ない措置だろう。

 ただし、ポンペオ国務長官が台湾の外交、軍事当局者らとの接触を制限する国務省の内規を撤廃するとしたことは、台湾との関係を強化させる上ではとても有効な措置で、早速、その成果が表れている。

—————————————————————————————–米国連大使の台湾訪問中止に、政権移行の一環で【ロイター通信:2020年1月13日】

 [ニューヨーク/ワシントン 12日 ロイター] ポンペオ米国務長官は12日、米政権移行の一環で、同省が今週予定していた他国への公式訪問を全て中止すると発表した。報道官によると、 13─15日の日程で予定されていたクラフト国連大使による台湾訪問も中止される。

 クラフト国連大使による台湾訪問を巡っては、中国が「火遊び」と非難していた。

 また、ポンペオ長官は自身の欧州歴訪も中止すると発表したが、欧州の外交官や関係筋によると、ルクセンブルク外相や欧州連合(EU)高官らがポンペオ長官との会談を拒んだという。

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