8月26日発売の月刊「HANADA」10月秋桜号が特集で「追悼・李登輝元台湾総統」を組んでいます。
まず、巻頭のグラビアで9ページにわたる特集「追悼・李登輝元台湾総統」を掲げ、2007年ご来日時の5月31日に訪問された芭蕉記念館の芭蕉像の前で贈られた杖を両手に満面の笑みをたたえる写真にはじまり、2010年10月に訪台した下野中の安倍晋三氏とのご自宅前でのツーショットなどカラー写真が15枚、幼少時における兄の李登欽氏とのツーショットや結婚式の写真などモノクロ8枚で構成する見応え十分のグラビアです。
本文でも、評論家の金美齢氏が「李登輝さんに報いる私の宿題」、本会事務局長の柚原正敬氏が「日記に綴られた戒厳令下の密会」と題する追悼文と、本会創立時の2002年12月15日にインターネット中継で行った「台湾精神と日本精神」と題する講演を「世界のリーダーになれる日本 『日本精神』は台湾人の誇りです」と改題し、全文掲載しています。
◆月刊「Hanada」10月秋桜号[8月26日発売 定価:950円] http://www.asukashinsha.co.jp/bookinfo/4910120271005.php
【グラビア特集】・追悼・李登輝元台湾総統
【特集 追悼・李登輝元台湾総統】・金美齢 李登輝さんに報いる私の宿題・柚原正敬 日記に綴られた戒厳令下の密会・李登輝特別講演再録 世界のリーダーになれる日本「日本精神」は台湾人の誇りです
なお、この月刊「Hanada」10月号では「総力大特集」と銘打った「習近平に反撃せよ!」を組み、10人の識者が執筆しています。
特集の巻頭を執筆しているのが本会常務理事の林建良氏。「武漢ウイルスは習近平にあまりにも都合が良すぎる」と題し、中国はなぜ武漢肺炎の第1号患者を明らかにしないのかなど、中国政府がウイルスの研究や議論を封じている実態を14ページにわたって論じ、その目的を明らかにしています。
月刊「Hanada」編集部は、林建良氏の肩書を「医師・評論家・政治活動家」と付けていますが、医師や評論家だけでなく、その政治活動家としての嗅覚や視点がふんだんに盛り込まれた論考で、読ませます。
李登輝元総統の追悼記事と符節の合う論考でもあり、併せて読まれることをお勧めします。
※この記事はメルマガ「日台共栄」のバックナンバーです。