今年の講師は、15日が「台湾の歴史と多様性を知る」と題し、台北市在住ライターの片倉佳史(かたくら・よしふみ)氏と片倉真理さんご夫妻。16日は、中央研究院近代史研究所の林泉忠副研究員による「沖縄・台湾・アイデンティティー」。
九州大学の「台湾スタディーズ・プロジェクト」は昨年10月、台湾の学生・研究者との交流や若手研究者育成を目的として開設され、今年の1月7日と8日、ジャーナリストで元朝日新聞台北支局長の野嶋剛氏、ジャイアント元最高経営責任者の羅祥安氏、エッセイストの一青妙さんを講師に招いて初の公開講座を開催した。
◆九州大学・台湾スタディーズ・プロジェクト:台湾事情─台湾を知り、日本を知る。 http://www.kyushu-u.ac.jp/ja/events/view/600
「台湾を知る」九大が15、16日に公開講座 歴史や地域多様性語る【西日本新聞:2018年12月12日】
九州大は15、16両日午前10時から、福岡市西区元岡の九州大伊都キャンパス・イーストゾーン大講義室1で公開講座「台湾事情-台湾を知り、日本を知る。」を開く。九大「21世紀プログラム」と、昨年学内に日本で3番目の台湾研究拠点として設けられた「台湾スタディーズ・プロジェクト」の共同企画。
15日は「台湾の歴史と多様性を知る」と題し、台北市在住ライターの片倉佳史さん、片倉真理さんが長年の取材体験を基に、日本統治時代の建築や地域文化の多様性について語る。16日は、中央研究院近代史研究所(台北市)の林泉忠副研究員が「沖縄・台湾・アイデンティティー」をテーマに、戦後台湾の政治・社会や沖縄との比較について講演。各講師との質疑応答もある。
参加無料、事前申し込み必要。メールで氏名、所属、メールアドレス、参加希望日を明記し、kyudaitaiwanstudies@gmail.comに送信。問い合わせは、九大台湾スタディーズ・プロジェクト=092(802)5271。