・岩手県大船渡市(米国)・岩手県花巻市(米国・オーストリア)・岩手県野田村(台湾)・岩手県陸前高田市(シンガポール)・岩手県釜石市(オーストラリア)・宮城県東松島市(デンマーク)・宮城県仙台市(イタリア)・福島県飯舘村(ラオス)・福島県南相馬市(ジブチ、台湾、米国、韓国)・福島県本宮市(英国)・福島県北塩原村(台湾)
「復興『ありがとう』ホストタウン」となった理由はそれぞれ異なるのは当然ですが、台湾からの支援がいかに温かいものだったか、応募理由によく現れています。
福島県南相馬市は平成23年(2011年)11月、台湾三重北區ロータリークラブ等から給食用運搬車両1台を寄付され、台北市より「原発事故の影響で屋外での運動ができない南相馬の子どもたちを招待したい」との話をいただいたそうです。また、同年12月に台北市内で開催された「中学生野球交流大会」に中学生が招待されたとのこと。
福島県北塩原村は、台湾舞踊家協会が平成23年6月、村に避難している被災者を激励するため村内4ヶ所で慈善公演を開催。また、翌平成24年からは「中学生台湾派遣交流事業」を実施し、村の中学生が毎年、台湾を訪問し、現地の中学生と交流しているそうです。平成26年8月には、台湾観光協会により台湾の伝統舞踊団「台湾傳錬堂綜合芸術団」が当村を訪問し、台湾獅子舞や台湾龍神舞を披露して激励していただいたとのこと。
ここにご紹介する岩手県野田村は、台湾佛教慈濟基金会から全被災世帯へ義援金をいただき、また大阪大淀ロータリークラブを通じ、台北中正ロータリークラブから中学校に和太鼓5基の提供を受けるとともに、大阪中之島ロータリークラブを通じ台北福齢ロータリークラブから小学校へ楽器やスポーツ用具の支援を受けたことで「復興『ありがとう』ホストタウン」になったそうです。
地元紙の「デーリー東北」によりますと、7月12日には「台湾出身で盛岡市在住の菅沼麗●(れいぶん)さんと夫の則行さんが講師を務め、住民約20人が台湾の歴史や習慣、日常会話を学ぶ」村内初の「おもてなし講座」を開いたそうです。●=[雨冠の下に文]
講座は年内にあと2回開くとのことですが、実は本日(7月21日)午後4時から、台湾の彰化市立管弦楽団、汐止城市愛楽管弦楽団、狂響管楽団が訪れ、野田小・中学校吹奏楽団、野田中創作太鼓などと共演、音楽を通して日台交流を進めるそうで、早速、「おもてなし講座」の成果が出せるかもしれません。
久慈市などお近くにお住まいの方はぜひ応援に駆けつけてみてはいかがですか。
————————————————————————————-岩手県野田村で「台湾友好演奏会inのだ」開催(7/21)【台湾週報:2018年7月13日】
岩手県九戸郡野田村の野田村体育館で7月21日(土)16:00より「台湾友好演奏会inのだ」が開催されます。野田村は2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて「復興ありがとうホストタウン」として台湾との交流を行っています。
同演奏会は、台湾から邱建富・彰化市長を総団長として、彰化市立管弦楽団、汐止城市愛楽管弦楽団、狂響管楽団が参加し、野田村の野田小・中学校吹奏楽団、野田中創作太鼓などと共演し、音楽を通して台日友好交流を深めます。
・日 時:2018年7月21日(土)開場15:30、開演16:00
・会 場:野田村体育館 (入場無料)
岩手県九戸郡野田村大字野田20-14
・主 催:野田村文化スポーツプロジェクト実行委員会
・お問合わせ:野田村教育委員会事務局内 TEL:0194-78-2936