「台湾の声」【NEWS】民進党、対中政策をまとめ馬政権の「一中政策」を批判
台湾の声ニュース
2014.1.9 22:00
民進党中国事務委員会および対中政策拡大会議は本9日
「2014対中政策検討紀要」という文書をまとめあげた。
同文書では、馬英九・中国国民党政権の「一つの中国」論
を批判し、中国が台湾の民意を無視していると指摘してい
る。国民党に近いメディアは、これらの馬政権や中国への
批判をあえて報道せず、あたかもこの会議があまり意味が
なかったかのように報道している。
同文書には次のように書かれている:
「台湾人民の両岸の政治的な位置づけについての主流
的な見方が、台湾と中国がそれぞれ二つの互いに隷属
しない国家であるという認識であることが、はっきり
としているが、現在の執政者はそれを知りつつ故意に
歪曲し、両岸が一つの国家の二つの地区であると何度
も表明し、対岸の中共も台湾の民意を無視し、台湾を
一つの中国の枠組みの中に閉じ込めようとしている。」
「台湾と中国の位置づけについては、台湾全体住民の
意思と民主的な決定を尊重しなければならず、いかな
る個人、政党もしくは他の国家の一方的な主張であれ、
これを否定する権利はない。」