台湾総統府前で25万人デモ、徴兵男性虐待死に反発
産経新聞ウェブサイトより引用、『台湾の声』編集部で加筆
2013.8.3 22:50
台湾の徴兵男性が7月に上官らによる虐待を受けて死
亡した事件に反発する市民らが3日、台北の台湾総統府
前で座り込みのデモを実施した。主催者側によると25
万人、警察当局によると10万人以上が参加。多くが男
性への弔意を示す白いシャツを着用し「真相を明らかに
しろ」などと政府に要求した。
事件をめぐっては、当時の国防部長(国防相)が引責
辞任し、軍の検察機関が上官ら18人を虐待死などの罪
で起訴したが、一部が起訴後保釈されるなどし、身内を
かばっているとの不満が市民に根強い。
男性は7月4日に熱中症で死亡。直前に約1週間、懲
罰室に入れられていた。会合で部隊の管理体制を批判し、
上官らの恨みを買ったとみられている。(共同)〔『台
湾の声』転載時に加筆〕
Near A Quarter Million Taiwanese Gathered to Protest
for Human Rights Violation in Its Military