【台湾軍】上海を射程に入る地対地弾道ミサイル試射
台湾の声
台湾メディアの報道によると、馬英九総統が10月13日、屏東県の九鵬基地で近
年最大規模のミサイル発射実験を視察したと伝えられている。
同ミサイル試射のために管制を受けた海域はかなり広く、東は台東県の離島の
蘭嶼、北は台東県と花蓮県との県境の外海まで及び、空域についても高度が最高
2万5000mに及んだ。報道によると、同ミサイルは上海を射程に入る中距離地対
地弾道ミサイルが含まれているのではないかと推測されている。
ミサイル試射を馬総統が視察した目的は、10月1日に北京で行われた中国国慶
節の軍事パレードで披露された最新兵器に対する牽制と、自衛の意志を示すこと
により媚中イメージの払拭を狙ったものと見られる。