先日発生した釣魚台事件(「聯合号」沈没事件)について馬英九総統は6月24日、
「現在に至るまで処理状況は非常に円満である。われわれは釣魚台(日本名:尖閣諸島)
に対する主権および漁業権の立場を守り、もう一方で台日関係を良好に保った」と述べ、
この事件が平和的な外交ルートを通じて効果的に解決できたことを評価した。
さらに馬総統は「日本の外相も東京での公開の席でわが国の当事件の処理方法を評価
した。なぜなら皆がこのような事件は平和的な方法で処理すべきであることに賛成して
いるからだ」と指摘した。
馬総統は「危機は転機でもある。今回平和的な外交ルートを通じて、事件の発端とな
った日本海上保安庁は(乗客や船長らの)釈放に同意し、正式に日本交流協会の舟町仁
志・副代表が海上保安庁第11管区の那須秀雄・本部長の書簡を携えて、直接(『聯合号』
の)船長に謝罪した。これによってこの事件の終止符が打たれ、続けて、賠償問題が協
議されることになったのは、多くの人々を安堵させた」と強調した。
そのうえで、馬総統は「この事件は台日関係にプラスの影響もあったと信じている。
なぜなら双方が平和的な外交ルートを通じて効果的に問題解決をはかろうという認識に
達し、両国関係が影響を受けなかったばかりか、増進されたのである」との認識を示し
た。
【総統府 2008年6月24日】
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