ン入りして着任した。
日本は許世楷前代表が7月10日に離任して帰国後は羅坤燦・副代表が代表代行を務め
ているが、未だに新代表は決まらない。馬英九総統は楊永明・国家安全会議諮問委員を
代表に指名した。だが、正式決定したという話はまだない。
本当に日本通だった許世楷前代表の後継は大変だ。盧千恵夫人のような夫人外交を果
せる後継者もそうそういまい。反日を標榜してきた馬英九総統のツケが回ってきている
と言えなくもないが、駐日代表は、王金平・立法院院長や江丙坤・海峡交流基金会理事
長の来日後に発表される公算が大きくなってきたようだ。 (編集部)
新駐米代表着任:誠実な態度で信頼関係回復を
【8月5日 Radio Taiwan International】
台湾の袁健生・新任駐米代表が4日午後、ロサンゼルスからワシントンに入って着任。
空港ではアメリカの対台湾窓口機関・AIT(アメリカ在台湾協会)の執行理事らが歓
迎した。また、地元の華僑同胞、駐米代表処の職員ら120余人が熱烈に歓迎。
袁健生・新任駐米代表は、「両国の関係の基礎は堅いが、人為的要素でここ数年は影
響を受けていた。自分は誠実な態度で相互信頼関係を復活させる。難しくは無いが時間
が必要だ」と抱負を述べた。
袁健生・代表はまた、アメリカは規則を守る国で、アメリカの国内法「台湾関係法」
で最重要な規定はアメリカが台湾の安全を確保し、台湾が必要とする防衛性武器を供与
することだと指摘、アメリカの、台湾への武器供与凍結はありえないとの見方を示した。
台湾はアメリカに対し、潜水艦や対潜哨戒機、パトリオットミサイル、戦闘ヘリコプ
ターなど8項目の武器購入を申し入れている。袁健生・代表は、売却の順序については
台湾側の希望を伝え、アメリカ側が考慮することになるとしている。袁健生・代表は、
政府の作業は連続性があるとして、アメリカで来年政権交代が起きた場合でも武器売却
は行われるとしている。