日本の高校生が修学旅行で台湾へ行くケースが増えている。本誌前号で、山形県の県立
東根工業高校の2年生128人が11月7日から3泊4日で台湾へ修学旅行に行ったニュースを動画
とともに紹介したばかりだが、今度は千葉県柏市の二松学舎大学付属柏高校の2年生225人
が台湾に修学旅行に行ったという。毎日新聞がそれを伝えているのでご紹介したい。
東根工業高校の2年生128人が11月7日から3泊4日で台湾へ修学旅行に行ったニュースを動画
とともに紹介したばかりだが、今度は千葉県柏市の二松学舎大学付属柏高校の2年生225人
が台湾に修学旅行に行ったという。毎日新聞がそれを伝えているのでご紹介したい。
二松学舎大柏高:2年生、修学旅行で台湾の高校と交流/千葉
【毎日新聞:2012年11月11日 地方版】
【台北・大谷麻由美】修学旅行で台湾を訪れている柏市の二松学舎大学付属柏高校(木
村誠次校長)2年の生徒225人は9日、台北市立大直高校(黄文振校長)を訪問し、同校2年
の生徒約240人と交流会を開いた。互いに合唱やダンスを披露し、台湾名物のタピオカミル
クティーを飲みながら、中国語、日本語、英語を交えた会話も飛び交った。
沖縄県・尖閣諸島(台湾名・釣魚台)の領有権を巡って、台湾の漁船団が9月末、尖閣
の日本領海に侵入するなど日台関係がぎくしゃくした。二松学舎柏高は初の海外修学旅行
で、この時期に訪台することを心配する声が保護者から上がった。
だが、二松学舎柏高の吉田有香さん(17)は「台湾の人たちは優しかった。日本語を話
す人も多い」と感激した様子だった。大直高の李韋頡さん(16)は「台日関係は密接だか
ら、主権問題に影響されないと信じている。普段は接点のない日本人をこの機会に理解し
たい」と話していた。