訪問、滞在中には台湾の対日窓口、亜東関係協会の李嘉進会長と会見するほか、行政院農
業委員会や高雄市政府への表敬訪問も予定しているという。
台湾の外交部(外務省に相当)によると、今年6月末までに熊本県や福岡県など10自治体
の知事が台湾を訪問、7月中旬には香川県と宮崎県、下旬には神奈川県の黒岩祐治知事が訪
台、山梨県の横内正明知事を含め、今年1月から8月初めにかけて訪台する日本の知事の人
数は14名にものぼり、過去最多だという。都道府県のトップが台湾へ関心を持ち、認識を
深めることは姉妹都市提携にもつながりおおいに歓迎したい。
このような中、千葉県銚子市の「銚子はね太鼓保存会」の子供たちが宜蘭県で開かれて
いる国際子どもフェスティバルに日本代表団体の一つとして招待されたという。こういう
試みが自治体の活性化につながってくれることを期待したい。そして、このフェスティバ
ルをきかけとして、越川信一・銚子市長自らが訪台されることも。
銚子はね太鼓、台湾へ 子どもフェスで披露 9日から
【千葉日報:2013年8月1日】
http://www.chibanippo.co.jp/c/news/local/149570
【写真】台湾での演奏予定を越川市長へ報告する「銚子はね太鼓保存会」の宮崎会長
(右)と子どもたち=30日、銚子市役所
跳びはねながら太鼓を打ち鳴らす「銚子はね太鼓保存会」(宮崎義政会長)の子どもた
ちが、台湾・宜蘭県で開かれている国際子どもフェスティバルに日本代表団体の一つとし
て招待され、勇壮な演奏を披露することになった。
同フェスは、十数カ国の子どもたちが集まり、自国の伝統芸能や料理を紹介するなどし
て交流を図るもので、8月25日まで約1カ月半にわたって開催されている。同保存会は小学
生〜高校生12人を含む計17人が9日から18日にかけて滞在し、5分から1時間の演奏を1日1〜
2回披露する。
子どもたちは30日、銚子市役所を訪れ、越川信一市長に同フェス参加を報告。仲間と一
緒に週1回、2時間の練習を重ねてきた銚子一中3年の越川響太君(15)は「はね太鼓を通じ
て世界の子どもたちと交流を深めたい」と抱負を語り、越川市長は「はね太鼓は銚子の文
化。アクロバティックな演奏で世界の舞台で躍動してきて」と激励した。