映画「KANO」の公開を心待ちにしている一人です。もっと盛り上げたいので、いく
つかの蘊蓄を披露します。
1.戦前の甲子園大会には、朝鮮や関東州、満州国からも代表校が出場していました。
2.嘉義農林は、初出場準優勝の後も、繰り返し出場した常連校でした。
3.強豪校の嘉義農林は、何人もの名選手を輩出しましたが、早大に進学した呉明捷選手
は、東京六大学野球で通算7本の本塁打記録を持ち、これを破る8号を記録したのが
長嶋茂雄選手です。
4.呉明捷選手の後輩である呉昌征選手は、創成期のプロ野球に参加し、巨人、阪神など
で活躍した名選手で、殿堂入りしています。
5.台湾出身の殿堂入り選手は2名で、もう1人は高雄出身の大下弘選手です。
現代の日本プロ野球でも、多くの台湾出身選手が活躍していますが、こうした現役選
手、あるいはOBなどを招いた特別試写会を開催すれば、さらに盛り上がるかもしれませ
ん。(9月18日)
*編集子も映画「KANO」の日本公開を待ち望んでいる一人です。日本の誇るべき歴
史、日台の輝かしい歴史として語り継ぐべきで、今後、この映画の公開に向けて本誌で
も積極的に紹介していくつもりです。
●中華なんて大嫌い
台湾人が一番好きな国は日本。その日本でオリンピックが行われるのですから、台湾は
何としても台湾(TAIWAN)で参加したいのです。チャイニーズ・タイペイではイヤです。
チャイニーズ・タイペイって「中国・台北」であって「中華台北」じゃないです。中華な
んて大嫌いです。(9月11日)
*李登輝元総統も「中華」は大嫌いだそうです。