結んでいると連絡いただきました。早速、確認してみますと確かに今年の4月16日、渋川市は彰化
県員林鎮と「観光分野及び教育旅行における友好協力に関する協定」を締結していました。
地元紙や全国紙がニュースとして出してくれれば伝わってくるのですが、これまでも日台間の姉
妹提携はほとんどニュースにならないため、なかなか把握が難しい面があります。
それはともかく、群馬県渋川市は昨年(2014年)11月7日の彰化県社頭郷に引き続き、彰化県員
林鎮と友好協力協定を結んでいました。
先に述べましたように、ニュースとして伝わって来なかったり、見落としたりして、本会が把握
できていない提携もあろうかとは思いますが、これで本会調査による日台間の自治体提携は40件に
上ります。心から祝意を表するとともに、下記に渋川市が発表している協定内容をご紹介します。
◇ ◇ ◇
「観光分野及び教育旅行における友好協力に関する協定」
4月16日 台湾・員林鎮と締結
1 目 的
観光分野及び教育旅行における交流を推進するため、台湾・員林鎮と友好協力協定を結び、今
後、お互いの地域に経済的利益をもたらし、両地域の発展に大きく貢献することを目指します。
2 締結先
台湾彰化県員林鎮(いんりんちん)
鎮長: 張錦昆(ちようきんこん)
人口:124,741人 面積:40.038平方キロメートル 戸数:38,343戸
3 経緯および内容
本市では観光基本計画後期計画において、「伊香保温泉を核とした外国人観光客誘致の促進と
外国人観光客への対応力強化」を施策として掲げています。
群馬県では、東アジアからの誘客を図るため観光戦略に取り組み、台湾彰化県と互いの地域の
発展を目指すことを目的に、観光や農畜産物などの経済分野において、相互に協力し合うことを
内容とする友好都市協定を締結しています。
本市では県と連携し、外国人観光客誘致に取り組むこととし、平成26年5月に本市との交流先
自治体の紹介を彰化県長に依頼したところ2ケ所の締結先を紹介いただきました。
そのうち1ヶ所である社頭郷とは平成26年11月に「観光分野における友好協力に関する協定」
の締結を行いました。今回は、台湾からの観光誘客促進に向け、市長がトップセールスのため4
月16日〜18日の3日間台湾を訪問し、16日にもう1ヶ所である員林鎮と調印の日から3年間の「観
光分野及び教育旅行における友好協力に関する協定」に調印しました。