【中国ガン】権力も利益も名誉もすべて欲しがる中国人

中国ガン】権力も利益も名誉もすべて欲しがる中国人

中国ガン・台湾人医師の処方箋」より(林 建良著、並木書房出版)

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日本では、社会的地位の高い者は、経済的利益をさほど重視しない。それよりも人に尊敬されることで満足する傾向がある。名誉と利益の両方を欲しいという欲張りは比較的少ない。名誉を獲得するには利益を放棄しなければならず、利益を求めるには名誉を犠牲にするところが日本の社会にはある。

しかし中国人の場合は、権力、利益、名誉をすべて手に入れようとし、あらゆるものを自分のものにしたいというのが中国人の考え方だ。
それが伝統的な中国思想だから、強者が弱者からすべて奪い取る略奪経済が生まれたのだ。このように中国の経済的ガン細胞現象とは、中国文化の中に内包されているのである。

●農地強制徴用はガン細胞体質の象徴

中国の「劫貧済富」というガン細胞体質の象徴と言えるのは、地方政府が農民から土地を奪い取る「農地強制徴用」問題だ。

中国は都市人口が増え、農村人口が減る傾向にあるが、それでも農村の人口は六割を占め、その数約八億と言われる。農村住民の実際収入は約都市住民の六分の一と邱暁華・元国家統計局局長が指摘しているように、その格差は今や九〇年代と比べ三倍にも広がっている。

その貧しい農民から唯一の生産手段である土地を奪い取るのはなぜなのか。
中国の現行土地所有制度は、都市の土地はすべて国家所有、農村の土地はすべて農民集団所有という都市農村二重制度になっている。

農地は農民の個人所有ではないので、地方政府は「公益」のために強制徴用できる。安い補償金で徴用した土地を不動産デベロッパーに売れば、数十倍の利益が地方役人たちの懐に入る。

九〇年代の開発ブームに乗って、地方役人が農地徴用によって得た収入は税収に匹敵するほどだと言われている。ある研究者の試算によれば、一九八〇年以降の二十五年間、農民が土地の徴用により被った損失は約三〇兆円にものぼるという。
もちろん、農地徴用によって中国の耕地面積も急速に減っていく。そのスピードは平均年間六〇万ヘクタールに及び、日本全国の耕地面積の一五%にも匹敵する。
このようにして安い補償金で土地を追い出された若い農民は都市に流入して産業労働者になるが、都市戸籍を持たない彼らは制度的に差別されていて、厳しい労働条件を強いられている。

しかし、中高年の農民は行き場がなくなり、わずかな補償金が底についたら文字通り無一文になる。彼らはどうやって生きていくのか。それはガン細胞には関心のないことだ。
役人が土地を徴用し、それを売るという、法を利用したシステム的な略奪現象こそ、強い者は増殖し、弱い者は死滅していくというガン細胞現象なのだ。

●「汕尾事件」でわかった中国当局の残忍さ

こうした中国経済ガン細胞の強制土地徴用の実態が世界に注目されたきっかけは二〇〇五年末に起こった「汕尾事件」である。

汕尾事件とは、発電所を建設するための土地強制徴用に対し、抗議する広東省汕尾市東洲村の村民を中国当局が射殺した虐殺事件である。

現場に潜入した外国の新聞記者が事件を詳しく報道したことで、世界を震撼させた。村民の死亡者数について、AFP通信は約三〇人が武装警察に殺されたと公表したが、香港のメディアは村民の話を引用し、七十人以上が死亡し、五十人ほどが行方不明と報道した。
当局は事件が発生した四日後、初めて沈黙を破って虐殺事件を認めたが、事件は「少数の首謀者が引き起こした厳重な違法事件」とし、一四〇人の村民を指名手配した。そのうちの三名の村民は、事件とまったく関係のない麻薬犯罪の罪を着せて逮捕した。

土地を奪われた農民が抗議するだけで犯罪者になるのが中国だ。これが血も涙もないガン細胞のやることだ。

●一億四三〇〇万円の車を乗り回す村の幹部

生きる術をなくした農民がたくさんいる一方、地方役人の贅沢ぶりは想像を絶するものがある。それを象徴する事例が二〇一一年十月二十二日に山東省臨沂市瀋泉庄村で開かれた「第十一回中国の村長フォーラム」でのことである。

地方の役人たちの多くは高級外車で大会に乗りつけ、会場駐車場にはベンツやBMWやロールスロイスなどの高級外車ばかりがズラリと並び、モーターショーさながらの光景となった。大会を取材した記者に「数百万元(数千万円)の車で来たら、面目丸つぶれになるのだ」と語ったある村主任は、一億四三〇〇万円相当の超豪華なキャンピングカーで会議に来ていた。

中国社会科学院の『農村経済緑書』(二〇一一年度)によると、二〇一〇年の中国の農村一人当たりの年間純収入は六一二六元(約七万三〇〇〇円相当)だった。もしこの年収で一億四三〇〇万円の車を買おうとしたら、農民はいったい何年働かなければならないのだろう。飲まず食わずで一九一八年もかかる。開いた口がふさがらないとはこのことだ。
この事例から、中国の「国富官富民貧」という格差社会の実態と、その裏にある汚職の蔓延がいかにひどいかがうかがえる。

実は「第十一回中国の村長フォーラム」の高級外車に乗っている村の役人たちがつけているナンバープレートは「888」や「666」など、中国では縁起が良いとされる番号ばかりだった。「888」とは「発発発」で金儲けの意味で、「666」とは「禄禄禄」で「金金金」の意味なのだ。

高級外車といい、それに付けたナンバープレートといい、中国ガンの底なし欲望そのものを如実に現している。すでに中国国内では、経済的なガン細胞現象は頂点に達している。
では、世界の経済に対してはどのような影響を及ぼしているのだろうか?実はこのガン細胞はすでに世界の隅々まで転移していて、地球そのものを蝕みはじめているのだ。

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