李登輝元総統の大腸癌は第二期 転移や拡散はなく発熱も治まる

日本李登輝友の会メールマガジン「日台共栄」より転載

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李登輝元総統の大腸癌は第二期 転移や拡散はなく発熱も治まる

 李登輝元総統の大腸癌手術について、昨日の台湾各紙の伝えるところによれば、「李登
輝病理切片 罹患第二期」(自由時報)や「李登輝罹2期腸癌 暫不適探病」(中央通訊社)
などの見出しの下、大腸癌は第二期で、転移や拡散はなく発熱も治まり快方に向かってい
るという。また、1ヵ月以内に退院できるだろうとも伝えている。

 入院先にお見舞いした関係者の話では、食事も普通に近い状態で食べられるようになっ
ていて、退院は病院側の発表より早いかもしれず、ただし1ヵ月くらいの静養は必要だろう
という見方を示している。

 いずれにしても、一時伝えられていた術後のあまりよくない症状を克服し、転移してい
ないことも明らかになり、順調に快方に向かっているようで安堵した。昨日の台湾国際放
送ニュースを下記にご紹介したい。

◆自由時報:李登輝病理切片 罹患第二期[2011/11/10]  http://www.libertytimes.com.tw/2011/new/nov/10/today-p11.htm

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大腸がん手術の李登輝・元総統の熱が退く
【台湾国際放送ニュース:2011年11月9日】

 1日に大腸がんの手術を受けて、台北栄誉国民総合病院に入院中の李登輝・元総統が快方
に向かっている模様。同病院の林芳郁・院長は9日、李・元総統の大腸がんは第二期のもの
で、転移や拡散はないと述べ、1ヶ月以内には退院できるとの見通しを示した。術後、続い
ていた発熱についても、9日には治まったと明らかにした。肺に水がたまった症状と傷口に
も感染はなく、快方に向かっているという。また、ベッドも下りられるようになった。

 しかし、88歳の高齢で回復の速度は遅いことから、まだ、見舞いを受けられる状態では
ないという。


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