2月13日、小林正成氏を講師に東文研がミニ講演会
・日 時:2月13日(土)午後2時〜
・テーマ:「台湾の民主化の50年秘話」
・講 師:小林正成さん(83歳)
・場 所:岩波セミナールーム
東京都千代田区神田神保町2-1 岩波ブックセンター3F
【交通】地下鉄:新宿線、三田線、半蔵門線 神保町下車 A6出口 徒歩1分
*参加希望の方はめーるをください。そのあとの食事会も参加不参加をお知らせくだされば助かり
ます。(東文研)
hosokawagokoh@ybb.ne.jp
国民党による、戒厳令下の一党独裁下のさまざまな事件、2・28事件を初めさまざまな白色テロ
の時代、台湾旅行に行ったひとりの日本人青年がこれに気づき、民主運動に目覚めた。
彼はふるさとの、九九里浜の畑や海で水素を入れたアドバルーンを上げる実験をして、ある一定
量の高さに上がると、線香から爆竹に火がつき袋が開いてチラシが数百枚空から撒かれる実験をす
る。それからしばらくして、1971年、同じアドバルーンが、夜中に台北の国華飯店の屋上から静か
に3つ放たれた。
そのチラシに書いてあったことは――。
4ヶ月の監獄生活の後、彼が持ち出した隣の部屋の政治犯のメモが、多くの人の命を救うことに
なろうとは?――
生々しい体験をお聞かせいただけると思います。
日本でアドバルーンを揚げるのを手伝った男こそ、その後、日本に台湾代表の「大使」として来
日する許世楷であった。
また、今の高雄市長、陳菊女史(今度の蔡英文総統の片腕で、美麗島事件被告)と実は小林さん
は、拘束を免れるため政略結婚することになっていたとか――
さまざまな知られざる秘話が聞けることと思います。