【NHK】国民の歴史認識を侮った「JAPANデビュー」に予想外の抗議運動

台湾の取材協力者をも侮辱!
国民の受信料で作られた反日洗脳番組に抗議を!
「番組制作責任者を罷免せよ」と!

抗議先 「ジャパン・プロジェクト」濱崎憲一ディレクター
NHK 03―3465―1111(代表) NHK視聴者コールセンター  0570-066066
NHKスペシャル「感想・問い合わせ」 http://www.nhk.or.jp/special/

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以下はブログ「台湾は日本の生命線!」より。↓ブログでは関連写真も
http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-718.html

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国民の歴史認識を侮ったNHK
「シリーズJAPANデビュー」に予想外の抗議運動

■自ら墓穴をー番組に自信喪失のNHK  

「150年前世界にデビューした日本は、・・・いったんは世界の“一等国”になった日本がなぜ国際社会の中で孤立し、焼け野に立つことになったのかを、世界史的な視点から検証する」(NHKオンラインより)と言う「NHKスペシャル シリーズJAPANデビュー」。四月五日に放映された第一回は、早くもこのシリーズが案の定、日本国民から自信と気力を奪うような偏向した反日番組であることを、十分なまでに教えてくれた。

第一回の「アジアの“一等国”」は明らかに日本の台湾統治を批判すべく、当時を知る台湾人の証言から日本への不満の部分だけを集めて放映するとの公正さに欠いた内容だった。

ところがこれに対し、視聴者から猛反撥が起こった。

これまでもNHKの反日批判は何度も見られたが、今回のそれは「量」「質」ともに従来にないほど強烈、深刻に感じられる。

それほど、視聴者によってNHKの反日の意図と手口がすっかり見抜かれていると言うことでもあろう。また台湾の歴史に対する視聴者の認識がかつてないほど高まっていることもあるようだ。

もしNHKが、「台湾史に関してなら、視聴者は詳しくないだろう」と高を括り、反日宣伝番組を好き勝手に制作したと言うのなら、自ら墓穴を掘たことになる。

情報によると、番組関係者は予想以上の抗議を受けて困惑しているらしい。そのことは抗議電話を受ける視聴者コールセンター職員の辟易した、あるいはビクビクしたような態度からも十分窺える。私も番組ディレクターである濱崎憲一氏と電話で話したが、あえて話に深入りせず、文面でのやりとりを求めるとの慎重な姿勢だった。

つまりNHKには番組内容に対する「自信がない」のだ。これは要するに国民を舐めていた証拠でもあろう。国民を見下す姿勢が、今日の思潮を見誤らせたと言うことか。いずれにせよNHKは「まいったな」と後悔している。

■産経の報道はニュースランキングで第一位

そのような中、産経新聞もこの問題を取り上げた。小さい記事ながら、MSNのニュースランキングでは第一位にまでなったと言うから、世の中の関心はそれほど高いのだ。

記事は以下のようなものだった。

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Nスペに「李登輝友の会」が抗議声明
2009.4.10 20:38
このニュースのトピックス:メディア倫理

NHK総合テレビが5日に放送した「NHKスペシャル シリーズJAPANデビュー 第1回『アジアの“一等国”』」の内容が偏向していたとして、日本李登輝友の会(小田村四郎会長)は10日、福地茂雄NHK会長あてに抗議声明を出した。

番組では、日清戦争後の日本による台湾統治について、一等国を目指して統治の成功を海外に誇示したものの、日台間の格差と同化という矛盾を抱え、やがて皇民化運動で日本文化を強制した−などとした。

この放送に対し、声明は「日本が一方的に台湾人を弾圧したとするような史観で番組を制作することは、公共放送として許されるべきではない」とした。

NHK広報局は「歴史を振り返り、未来へのヒントにしたいという番組の趣旨を説明し、理解していただきたいと考えています」としている。

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■中国の望み通りの番組―「反日台湾」の印象付けと日台離間を企図か

ちなみに日本李登輝友の会の抗議声明とは次のようなものだ。

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「NHKスペシャル シリーズ JAPANデビュー
第一回 アジアの一等国!)」に対する抗議声明

貴日本放送協会(以下、NHK)は、去る四月五日午後九時から「NHKスペシャル 
シリーズ JAPANデビュー 第一回 アジアの!)一等国!)」という番組を放送した。

私どもは台湾を「日本の生命線」と位置づけ、日本と台湾の交流のシンボルである李登輝元総統の名を冠し、平成十四年に台湾との文化交流を目的に設立した団体であり、台湾の日本統治時代にも深い関心を抱いてこれまで活動してきている。そこで今回の放送は多大の関心を持って観た。

だが、期待はものの見事に打ち砕かれた。私どもが知る台湾の日本語世代の人々の常日頃の発言と大きくかけ離れており、反日的と思われる発言だけを取り上げた印象は拭えず、 日本の台湾統治時代を批判するため、台湾人の証言を都合よく操作し、「反日台湾」を印象付けるためだったのかとしか思えない内容であった。光と影の影のみを強調した印象は否めない。また、日台離間を企図しているのかとさえ思われる内容でもあった。

番組を観た多くの方からも「実にひどい番組」「偏見に充ちた内容」という感想が寄せられている。台湾からも「大変不快だった」との声が寄せられ、若い世代の間では「僕のおじいちゃんは日本大好きなのに、あの番組は変だよ」「NHKはどうしてこんないい加減な番組を日本人に見せるのだろう」という疑問の声が噴出しているという。

番組内容には批判すべき点が多々あるが、聞き慣れない「日台戦争」という呼称が出てくるし、後藤新平は出てきても、それは台湾人三千人を処刑した匪徒刑罰令の実行者として出てくる。また、台湾特産の樟脳産業を立て直すために基隆港を大型化し縦貫鉄道を敷いたと説明する。

しかし、八田與一や後藤新平の事績を高く評価する李登輝氏の総統時代、一九九七年に台湾で刊行された中学校の歴史教科書の副読本『認識台湾』では、第七章に「日本植民統治時期の政治と経済」、第八章に「「日本植民統治時期の教育、学術と社会」を設け、例えば米やサトウキビの生産については「米の増産と糖業王国の確立」との見出しの下、生産量のグラフを掲載していかに生産量が上がったかを示していた。縦貫鉄道については「各地を結ぶ交通運輸を改善した」と記していた。

確かに台湾統治では同化政策を進めた。差別もあった。この差別について、特に台湾の日本語世代は日本人の前ではあまり語りたがらない一面があることを私どももよく知っている。だが、日本統治を評価していることも事実なのである。それは、八田與一を高く評価していることに如実に現れている。故に、台湾をよく知る人々には、著しくバランスに欠けた内容と映じ、統治時代の歴史に真正面から向き合っていないという印象を強く残したのである。

従って、日本が一方的に台湾人を弾圧したとするような史観で番組を制作することは、公共放送として許されるべきではない。

ついては、ここに今回の放送内容に厳重抗議する。それとともに、この番組の脚本を作成する上で参考にした書籍など全資料の開示を要求する。

 平成二十一年四月九日

                     日本李登輝友の会
                         会 長 小田村四郎
                         副会長 石井公一郎
                             岡崎 久彦
                             加瀬 英明
                             田久保忠衛
                             中西 輝政

日本放送協会
 会長 福地茂雄殿
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産経新聞にこの声明のことが報じられるや、日本李登輝友の会には入会申し込みが次々と来た。それもまた、問題への関心の高さを物語っている。同会はこの問題を継続して追及して行く方向だ。

なぜなら番組には「『反日台湾』を印象付け」、「日台離間を企図している」としか思えない内容だからだ。まさに中国が望むような。

■日本の未来のためNHK批判運動―今回は拡大の好機

他のマスコミもこの問題を取り上げて行くらしいが、これは歓迎するべきだ。

NHKのコールセンターの話だと、同局にとって「シリーズJAPANデビュー」は重点番組で、他の番組以上に視聴者の反応が気になっていると言う。言い方を換えればこれを通じて「反日宣伝攻勢」に出ようと意気込んでいるのだ。

それだからこそ今回NHKには、同局の野心を許さない良識ある国民の声を、さらにいっそうぶつける必要がある。

番組は今後、第二回「天皇と憲法」(仮)、第三回「貿易で立つ国家」(仮)、第四回「軍事強国」(仮)・・・と続いて行くらしいが。そこで「第二回以降は歴史捏造の反日宣伝を許さない」「反日番組作りは受信料を支払う国民への背信行為である」との正義の圧力を掛け続けなければならない。

もちろん第一回を制作し、被取材者である台湾人たちの証言を歪め、歴史を歪め、それを国民に押し付けた責任者の責任追及も行わなければならない。

日本の未来のため、NHK批判運動は拡大、強化しなければならないのだ。そのために同局は今回、反日の本性を露骨に晒すと言う絶好の「ドジ」を踏んでくれた。

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