台湾独立建国聯盟は9月14日に世界中央委員会大会を開き、正名・制憲、国連加盟および台独聯盟の台湾の選挙についての立場と戦略について議論を深めた。
ここに、世界中央委員会大会で得られたコンセンサスについて次のように声明する:
一、馬英九政権執政下の台湾は、国家の情況が空前の混乱に陥っている。9月13日に台湾安保協会が「米国のアジアへの復帰およびアジア太平洋地域のセキュリティー」国際シンポジウムを開催したが、米国国務省のベテラン外交官であったジョン・タシク氏は、馬政権が執政の最後の年あるいはそれよりも前に、中国と平和協定の締結を進めるにちがいないと警告した。これは台湾の主権を売り渡す暴挙であり、これに対して本聯盟は強く反対し、馬政権の中国傾斜および売台行為を阻止するために、あらゆる手段を採るものである。
二、年末には九合一地方選挙が行われ、総統および立法委員選挙がその後に続く。台湾はいまでも国家および政治体制が不正常な状況に置かれているが、まさにそれゆえに、政府の作為を厳しく監督するために選挙を通じて在野の力の結集を促進するべきだと本聯盟は考える。
三、2016年の総統選挙にあたり、本聯盟は、台湾総統候補には当選後、台湾名義で国連への加盟申請を行い、また住民投票を活用して台湾の独立主権を確保する義務があると主張する。
〔日本語は台湾の声編集部による〕
以下原文
台湾独立建国聯盟2014年世界中央委員会大会声明
台湾独立建国聯盟於9月14日召開世界中央委員会大会,針対正名制憲、加入聯合国,以及台独聯盟対台湾選挙的立場与策略進行深入討論。
茲就世界中央委員会大会達成之共識発表声明如下:
一、馬政府執政下的台湾,国家現状陥入空前混乱,9月13日台湾安保協会挙弁「美国重返亜洲与亜太区域安全」国際研討会,前美国国務院資深外交官譚慎格提出警告,指出馬政府執政的最後一年,甚至更快,一定会尋求与中国[竹/斂-攵]署和平協議。本盟認為,此挙将出売台湾主権,本盟対此表達強烈反対,亦将採取一切手段,阻止馬政府傾中売台之行径。
二、年底即将挙行九合一地方選挙,総統大選及立法委員改選亦将接踵而至,本盟認為,因為台湾[イ乃]処於不正常的国家及政治体制,更応鼓励透過選挙,聯合在野力量,始能厳格監督政府之作為。
三、針対2016年的総統大選,本盟主張台湾総統参選人当選後有義務以台湾名義申請加入聯合国,並運用公民投票確保台湾独立主権。
2014.9.15 01:30