H.T. (台湾台北在住読者)
元屏東教育大学陳震遠准教授の論文不正事件のニュースソースはSAGE PUBLICATIONSが7月8日にホームページで公表した調査結果だった。それを受けて台湾のマスコミは7月10日(台湾時間)から報道している。
田中靖人産経台北支局長が引用したニューヨーク・タイムズの報道は米国東部時間の7月10日で台湾時間の7月11日に掲載ものであり、決してニュースソースではない。
田中記者はニュースソースのSAGE PUBLICATIONSも台湾のマスコミの報道も引用することなく、わざわざニューヨーク・タイムズの報道を引用する理由は理解できない。何か特別な思いでもあるのか?あるいは読者をバカにしているのか?
米国の情報を頼りに台湾の記事を書くのなら、台北に支局を置く必要はまったくないのではないか。
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以下参考
【産経台北支局に疑問】米紙の報道で台湾記事を書く理由とは何か?
【編集長の一言】
今回の記事の内容は間違っていないが、台湾に駐在しながら何故自分で取材せず、米国のマスコミを根拠に記事を書いているのか?しかも日本に偏見を持つニューヨーク・タイムズを選んでいる。何か特別の意味でもあるのかを教えてもらいたい。
垂れ流しの記事なら、台湾に駐在する必要もないのではないか
尚、この蒋偉寧とは学生運動に参加する学生たちに圧力をかけたり、「課綱微調」(教育綱領微小調整)というインチキなやり方で教科書を改正したりして、台湾の若い世代に親中反日意識を植え付けようとするとんでもない人間である。辞めさせられて当然だ。
「台湾の声」編集長 林 建良
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2014年7月15日産経新聞
論文不正余波で台湾の教育担当相辞任
【台北=田中靖人】台湾の蒋偉寧教育部長(文部科学相に相当)は14日、元大学准教授が英国の物理学系の科学雑誌に投稿した論文に不正があったとして、辞任した。蒋氏は大学教授時代に、この元准教授と連名で論文を発表したことがあった。
米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)などによると、屏東教育大の元准教授は過去4年間わたり、研究者によるネット上の審査で、架空に作成したアカウント130個を通じ、自身の論文に高評価を与えていた。同誌が8日、論文60本を削除。台湾でも11日に報じられたが、蒋氏が記者会見で「面識がない」と発言したことなどから辞任を求める声が高まっていた。