【産経田中台北支局長】観光業者デモ報道は偏向記事だ

　　　「台湾の声」編集長　林　建良（りん　けんりょう）

（転載自由）

以下の産経記事は明らかにバランスの欠ける偏向記事だ。
蔡英文政権下で観光産業が中国人観光客の減少によって打撃を受けたと読者に印象付けをしているが、事実はそうではない。

まず去年同期と比べれば、台湾に訪れる外国人観光客の総数は7.93%の成長でその中、韓国人は29.01%、日本人は17.46%、マレーシア人は8.01%、欧米人は約7%とそれぞれ成長している。（台湾観光局1月から7月までの統計）

中国人観光客に関しても政府の規制に影響されやすい団体客こそがマイナス8%になったものの、中国人個人観光客は逆に13.82%も成長している。合計すれば、中国人観光客の総数は0.41%の微増になっている。

どんな意図が分からないが、産経の田中支局長が台湾の親中国マスコミの出鱈目な記事を垂れ流し、日本の読者に不完全な情報を伝えている。

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以下産経新聞2016年9月13日記事

「中国人観光客戻って！」台湾で観光業者ら１万人超が初めてのデモ　独立志向の蔡政権のせい？