【李明哲事件の啓示】中国共産党政権を転覆する方法
「台湾の声」編集長 林 建良(りん けんりょう)
台湾人の李明哲氏が中国で「国家転覆罪」で懲役5年の判決を受けた。SNSを通じて中国の友人とやり取りした内容が罪の証拠とされたが、その内容とは民主、自由、人権についてのことであった。中国にとってそれは国家を転覆できる恐ろしいものなのであろう。ノーベル平和賞受賞者である劉暁破氏も同じ「国家転覆罪」で判決を受け、そして獄死した。劉氏が有罪とされた根拠もまた民主、自由、人権の尊重を訴える「〇八憲章」を起草したことである。
武器もなければ組織も持たない一個人を「国家転覆罪」などという仰々しい罪で裁くのは、李氏も劉氏も世界最大の軍隊を持つ中国共産党政権を打倒できると中国当局が信じているからだ。このことでわかるのは、中国共産党が我々以上に民主、自由、人権の力を信じており、我々の想像以上に民主、自由、人権に対して恐怖感を抱いているということである。そうであれば、我々のやるべきことは明確だ。李明哲氏のやり残したことをやればよいのだ。大いに中国人と民主、自由、人権について語り、大いに民主と自由の風を中国国内に吹き込むことだ。これにより、中国の独裁者が極度の恐怖によって心臓麻痺で死んでしまうかもしれない。
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