愛すべき日本語を乗せた川柳が国境を越え、羽ばたく
書名:『近くて近い台湾と日本』日台交流川柳句集
編者:江畑哲男、台湾川柳会
出版社:新葉館出版
出版日:平成26年3月2日
本体価格:1800円(税抜き価格)
ISBN:978-4-86044-557-7
編者による紹介より抜粋:
「本著の性格ですが、台湾と日本の川柳による交流句集であると同時に、台湾川柳会の歴史および日台川柳交流史の記録という要素を兼ね備えております。構想から数年、その後いくつかの困難もございましたが、こうして出版の日を迎えることが出来ました。感無量です。
何しろ、海を越えた合同の川柳句集の発刊です。
世界初(?)の企画、と申し上げたら大袈裟(笑)になるでしょうか?
やり甲斐がある、と同時に、小生の手には大き過ぎる企画でもありました。幸いにして、台湾川柳会の代表たる杜青春氏(50代前半、会社員)のご尽力、日本の川柳界の皆さんのご協力により、意義のある仕事になったと自画自賛をしているところです。詳しくは小生の「長い長いあとがき」をご参照下さい。
台湾の方々が日本の短詩型文芸を楽しんでおられることは、案外知られておりません。日台の川柳人がきわめて自然な形でこうした交流を続けていることは、もっと知られていないようです。
歴史を振り返ってみれば、日本と台湾の川柳による交流は戦前にまで遡ります。しかしながら、本著では台湾川柳会発足20年の節目(去る3月2日に記念大会、台北市国王飯店、日本から35名の川柳人が参加して大盛会でした)に合わせて、ここ20年の日台川柳交流史を中心にまとめさせていただきました。」
2014.3.12