青山 登
9月17日クラック国務次官が訪台し3日間滞在した前後、中国は台湾の領空侵犯を何
度も繰り返した。
これに対しテレビのワイドショーのコメントでは「米中対立に新たな火種」といった
いい方をしている。
しかし、この事件は中国による台湾の領空侵犯であり、台湾への恫喝であって、隣
国である日本はそのことを真剣に憂い、このようなことがないよう解決策を探り実施
していく必要があるということが本来の報道の姿勢である。
「新たな火種」の原因がどこにあるかを無視して、「対立そのものが悪」という一
般論にすりかえる論法を許してはならないと思う。
被害者側も原因を作っているという極めて卑劣な議論の進め方である。
こういったすりかえ論法はいかにももっともらしいが、よく考えれば米国の高官が台
湾を訪問しようと中国が領空侵犯をしてよい理由にはならない。
だが、巧妙にいわれるとスパッと切り返すのが難しい。
うまい切り返しが即座にできる方法をだれか教えていただければと思う。
このようなマスコミの論調には抗議を続けていきたいので、読者の皆様にも抗議をお
願いしたいと思う。
彼らの心の内面の倫理的優位はかなり落ちてきており、もう一息でマスコミの論調は
変わると思っている。
青山 登
—
台湾の声
バックナンバー
http://ritouki-aichi.com/category/vot
登録/解除
http://taiwannokoe.com/register.html
Facebook
https://www.facebook.com/taiwannokoe
Twitter
https://twitter.com/taiwannokoe
YouTube『Taiwan Voice』藤井厳喜 x 林建良
※ぜひチャンネル登録をお願いいたします
https://www.youtube.com/channel/UCTzfqkSSN_86JN2yidU2lhQ
※この記事はメルマガ「台湾の声」のバックナンバーです。
講読ご希望の方は下からお願いします。