―対米英蘭蒋戦争終末促進に関する腹案―
グランド・デザインをシミュレートする
講師:茂木弘通
大東亜戦争についてのグランドデザインは、昭和16年11月15日の政府・大本営連絡会議で正式採択された「対米英蘭蒋戦争終末促進に関する腹案」にまとめられております。
この腹案は、「陸軍省戦争経済研究班」が、有沢広巳東大経済学部助教授を主査とする総勢200名に及ぶ学者・研究者を動員した経済戦力分析(250種の報告書)の結果を元に、陸海軍合意で決められたもので、合理的な負けない戦争戦略案として策定されたものです。
ではこの腹案通りに戦いを進めた場合、どのような結果になるか、そのシミュレーションを、現実の戦争の進行状況と絡めながら行って見たいと思います。
結論から言えば、単なる戦術的なレバタラ(真珠湾で石油施設を破壊すればよかった等々)は全く抜きにして、勝利の可能性は極めて大きかったということです。そのストーリー、そして、ではなぜそれができなかったのかについてに考察も合わせて行って見たいと思います。
会の詳細は下記のとおりです。
さて 70数年前のあの戦争は戦後意図的に歪曲され無計画で非合理なものであったとされるが本当にそうであったのか。すくなくとも陸軍は科学性と合理性に基づいて開戦に踏み切ったのではないか。そして戦いはどこで狂ってしまったのか。
今回は「史実を世界に発信する会」 茂木弘道 先生に講演をお願いしました。
是非ご友人知人にも声を掛けて頂き、奮ってご参加きます様よろしくお願い致します。
申し込みは7月20日位までにお願いします。
弘志会 幹事 福井成範 TEL090-3090-5452
記
1.日時:平成28年7月30日(土) 14:00〜17:00
2.内容:
1400〜1530 講演 : 「史実を世界に発信する会」 茂木弘道 先生
テーマ: 『大東亜戦争は無謀な戦争だったのか』
ー対米英蘭蒋戦争終末促進に関する腹案ー
1530〜1600 質疑応答
1610〜1700 懇親会
3.場所:たかつガーデン(大阪府教育会館)3F 「ローズ」会議室
TEL:06(6768)3911 〒543-0021 大阪市天王寺区東高津町7番1号
地下鉄千日前線(又は谷町線)谷 町9丁目下車(北東へ)5分
4.会費:4,500円程度(懇親会費を含む。講演のみは1,500 円)ただし、学生は無料