ブログ「台湾は日本の生命線!」より
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「日本の右翼が何と政府に台湾人を中国人と看做すなとアピール」。人民日報系の中国紙「環球時報」は一月二十日、このような煽情的タイトルで記事を掲載し、それが同国内のニュースサイト等々で盛んに転載されている。
実はこの「日本の右翼」とは我々のことだ。中国では、台湾支持を訴える日本人は一律「右翼」と位置付けられる。中国に挑戦する身の程知らずの奴らと言った感じだ。
そこでは台湾・中央通訊社が一月十八日に配信した記事を次のように引用されている。
―――日本李登輝友の会を中心としたいくつかの民間団体は今日、東京で「台湾正名」運動決起大会を開催し、日本の法務省に在日台湾人の外国人登録証明書(身分証)の国籍欄に「中国」と書かないよう要求した。
―――今回の「台湾正名」運動決起大会の主催者は日本李登輝友の会の小田村四郎会長、台湾研究フォーラムの永山英樹会長、メールマガジン「台湾の声」の林建良編集長。東京の靖国会館で午後から始まり、二百人近くが参加した。
―――二〇〇一年から法務省に対し、台湾人の「正名」を要求している林建良は、「台湾人の日本人に対する感情には深いものがあるが、日本は世界で唯一台湾人の国籍を中国とする国家だ。これは理解しがたいことだ」と話した。
―――永山英樹は「『台湾は中国の一部』と言うのは中国の政治宣伝。日本政府は受け入れてはならない」と鼓吹した。
最後の「鼓吹」は捏造だ。台湾のメディアがそのように報じるわけがなく、原文は「表示」。つまり「話した」だが、これを「煽った」と言ったニュアンスに書き換えている。それから林建良氏は、日本人ではなく台湾人・・・。
だがそれらはともかく、この集会に対する記者の次のコメントが興味深い。
―――馬英九が台湾の指導者に当選して両岸関係(※台中関係)が好転していることを受け、日本の右翼団体は日本が「辺縁化」(存在感が薄くなる)を恐れ、この問題を借りて挑発した、と分析されている。
この運動は馬英九政権の発足以前からのものであり、そのような理由で行われているわけではないのだが、こうしたものこそが、中国人の典型的なものの見方ではないかと、かねがね感じている。
つまり彼らは、日本人と台湾人の反中国における絆の強さを洞察しているのだ。だからこそ「日本人は馬政権の中国傾斜に狼狽しているに違いない」と極め付けるのだろう。
記事を転載した「中国新聞社」(通信社)のサイトは高金素梅の反靖国行動や保釣グループの尖閣海域侵犯など、台湾の反日運動の写真も掲載。明らかに日台分断の願望が反映されている。
日本人一般はなかなか気付かないが、中国人はわかっているということだ。地政学的、歴史的、文化的、価値観的に見ても、日台両国民の絆はとても強いはず、あるいは中国の脅威の前で今後強くなるのが自然なはずだと。
もし中国人のこの分析が的外れに終わるなら、それは日本人が彼らの思う以上に無気力、臆病、不見識だと言うだけのこと。しかしそれではあまりにも危うい。
あの国の「期待」に応えよう。台湾への支持、台湾国民との連携を、もっと大々的に訴えるのだ。
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媚中・売台の法務省は日本の恥!
外国人登録における台湾人の国籍を
「中国」から「台湾」へ改めろ!
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■署名用紙のダウンロード http://www.ritouki.jp/pdf/2008syomei.pdf
■オンライン署名もあり http://www.shomei.tv/project-670.html
[署名取りまとめ] 日本李登輝友の会・台湾正名推進本部