【台湾世論】台湾有事の自衛隊派兵支持が6割

【台湾世論】台湾有事の自衛隊派兵支持が6割

台湾の声 2014.8.22 21:00

台湾の「新台湾国策シンクタンク」が8月15日に世論調査結果を公表した。

「将来台湾が外国の攻撃を受け、米国が台湾関係法に基づいて台湾防衛に協力するとき、日本も集団自衛権に基づいて自衛隊を派遣して防衛に協力することができるが、日本がこのような手段をとることについてあなたは支持しますか?」という設問に対し、59.4%が「支持」を表明し、28.4%が「支持しない」と表明した。

また、日本が集団自衛権を解禁したことを知っているかどうかという設問については、62.8%が「知らない」と回答し、「知っている」は37.2%であった。

また、63.9%が現在の台湾が「主権独立国家」であると考えていて、29.1%がそうでないと考えている。1月の調査に比べて、「主権独立国家」であるという立場が3.8ポイント増加した。

統独問題について、現状維持が58.8%、独立支持が25.4%、統一支持が6.8%であった。独立支持は、20歳から29歳まででは、44.1%を占めて最大であった。

また、「現状維持ができない場合」には、66.5%が「台湾がひとつの国家として独立する」ことを支持し、中国との統一を支持する割合は20.5%であった。はっきりとした考えがないが13%。

今回の調査は、8月7日から9日、1207件の有効回答から、95%の信頼水準のもとで行われ、サンプリング誤差はプラス・マイナス2.8%。

香港の中国評論新聞(中評社)記者・鄒麗泳による台北からの報道から台湾の声編集部が抄訳した。


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