【台湾のPM2.5】大気汚染PM2.5に関する注意喚起

【台湾のPM2.5】大気汚染PM2.5に関する注意喚起  日本交流協会台北事務所

日本李登輝友の会メルマガ「日台共栄」より転載

 日本では「PM2.5」に対しての関心が高いのに、台湾ではほとんどそのニュースを見か
けないし、インターネットの天気予報を見ても「PM2.5」についての情報がない。日本よ
り中国に近い台湾なのに変だなと思っていた。

 昨日、日本交流協会台北事務所が発表した「大気汚染PM2.5に関する注意喚起」を読ん
で得心した。台湾では「PM2.5」など「空気品質」の汚染状況については中央気象局(交
通部)ではなく、行政院の環境保護署が担当しているという。インターネットの天気予報
をみていても「PM2.5」情報は出てこないわけだ。

 ちなみに、日本李登輝学校台湾研修団に参加を希望している方からも「PM2.5」に関す
るお問合せをいただいている。環境保護署の発表を見ると、台湾全土で日本の基準値の70
マイクログラムを超すことはほとんどなく、訪問する台東地区でもほとんど影響はないよ
うだ。ただし、喘息(ぜんそく)などを持っていて、どうしても不安が残るという場合
は、「PM2.5」を95%以上遮断する「N95」というマスクを着用すればいいようです。

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大気汚染PM2.5に関する注意喚起
【日本交流協会台北事務所:2013年 3月 20日】

1.中国における大気汚染について

 現在,北京等を中心として,大陸各地で深刻な大気汚染が発生しています。特に問題と
なっているのは「粒子状物質(PM10,PM2.5)」です。粒子状物質には,工場のばい
煙,自動車の排気ガスなどの人為由来,黄砂,森林火災など自然由来のものがあります。
また,粒子として排出される一次粒子とガス状物質が大気中で粒子化する二次生成粒子が
あります。

 粒子状物質は,PM10(直径10ミクロン以下),さらにはPM2.5(直径2.5ミクロン以
下)と,粒子の直径が小さくなるほど,肺の奥,さらには血管へと侵入し易くなり,現在
問題になっている「PM2.5」は,直径が人の髪の毛の約40分の1という微粒子で,肺の
奥,さらには血管まで侵入し,ぜんそく・気管支炎,肺がんや心臓疾患などを発症・悪化
させ,死亡リスクも増加させるといわれています。

 高齢者や子供,肺・心臓に疾患のある方は,大気汚染に対してより高いリスクを有する
ため,特に注意が必要です。

2.一般的な対策

 大気汚染の激しい時(注)の対策としては,一般的に以下の方法が考えられます。
(1)不要不急の外出を控える。
(2)外出時にマスクを着用する(「N95」という規格を満たしたマスクは,PM2.5を
   95%以上遮断します)。
(3)屋内では空気清浄機等を使用する。

 (注)日本の環境省では,注意喚起のための指針として,1日平均1立方メートル当た
  り,70マイクログラムを暫定的な指針としています。これを超える場合は「不要不急
  の外出や屋外での長時間の激しい運動をできるだけ減らす」としており,70マイクロ
  グラム以下の場合は「特に行動を制約する必要はないが,高感受性者は,健康への影
  響がみられることがあるため,体調の変化に注意する」としています。

   因みに台湾の事情については,下記3.の通りで,1月、2月、3月の数値を見ると、
  一部の地域で70を超えることもあります。

3.台湾における大気汚染関連情報

 台湾においてもかかる大気汚染の観測は行われており,台湾に渡航・滞在を予定されて
いる方または既に台湾に滞在されている方は,各種関連報道などに注意されるとともに,
下記に掲載しているホームページ等から関連情報を入手されて,要すれば上記2.の対策を
とられるようお勧めします。

行政院環境保護署 http://taqm.epa.gov.tw/pm25/zh-tw/PM25Table.aspx
    http://taqm.epa.gov.tw/taqm/zh-tw/PsiForecastMap.aspx
http://taqm.epa.gov.tw/taqm/zh-tw/PsiForecastMap.aspx

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3>> 林建良氏が「女性自身」で中国の「PM2.5」についてコメント

 現在発売中の「女性自身」(3月19日発売の4月2日号)が「PM2.5 室内でも危ない!!
 家庭内対策マニュアル7カ条」と題し、2ページにわたって警鐘を鳴らしている。

 その冒頭、「『中国ガン』(並木書房刊)の著書もある、中国の大気汚染問題に詳しい
林建良医師はこう語る」として、コメントを発表している。掲載は174ページ。聴診器を首
にかけた林建良氏の写真も掲載。

 「女性自身」では「PM2.5対策」のみに絞っているが、林氏の『中国ガン─台湾人医師
の処方箋』は、揚子江が巨大な排水溝となっているなど、中国の環境汚染がいかにひどい
かを描く。

 また、なぜ中国は人類を滅ぼしかねない「ガン」なのか、そのガン体質を徹底的に暴い
て、中国という「ガン」の実態を詳しく伝えている。

 本書は本会でも取り扱っている。申し込みフォームから申し込んでいただくと、自宅に
居ながらにして、本会会員も一般の方も、書店より安く入手できます。

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林建良(りん・けんりょう)
1958(昭和33)年、台湾・台中市生まれ。1987(同62)年、日本交流協会奨学生として来
日。東京大学医学部博士課程修了。医学博士。「台湾正名運動」の発案者。現在、メルマ
ガ「台湾の声」編集長、日本李登輝友の会常務理事、台湾独立建国聯盟日本本部中央委
員、台湾団結聯盟日本代表、日光日台親善協会顧問。主な著書に『日本よ、こんな中国と
つきあえるか?─台湾人医師の直言』、漢文版『母親 e名叫台湾─「正名運動」縁由』、
共著に『中国の狙いは民族絶滅』など。
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・書 名:『中国ガン─台湾人医師の処方箋』
・著 者:林 建良
・体 裁:四六判、並製、228ページ
・版 元:並木書房
・定 価:1575円(本体1500円+税)
・発 売:2012年12月20日発売

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◆頒 価:会員:1,300円 一般:1,400円 (送料:1冊=160円)
     *日本国内のみ
     *入会ご希望の方も会員価格

◆お申込:申し込みフォーム、またはFAX・メールにて。
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◆申込先:日本李登輝友の会
 〒113-0033 東京都文京区本郷2-36-9 西ビル2A
 TEL:03-3868-2111 FAX:03-3868-2101
 E-mail:info@ritouki.jp

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『台湾の声』 http://www.emaga.com/info/3407.html


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