北朝鮮からの脅威は外部からくるものばかりが強調されているが、実は内部からの脅威がもっと恐ろしい。
以下の一文がその盲点を指摘してくれている。
無名なブロガーのようだが、その着眼点が鋭い。
「台湾の声」編集長 林 建良(りん けんりょう)
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http://blog.livedoor.jp/gomo311/より
今回の金正男の事件で日本の政治家等、日本国民も少しは危機感を感じるようになったのでしょうか?
これは、アメリカが、隣のメキシコや中東に対して常に感じている事と同じなのです。
特にメキシコは覚醒剤をアメリカに持ち込むという点に於いては日本にとっての北朝鮮と似ています。
日本も北朝鮮との間に完璧な壁を作る事が出来れば、覚醒剤犯罪はほぼ壊滅出来るでしょう。
また、メキシコ国内で起っている犯罪を見てみますと脅威を感じます。
それだけメキシコ国民は生活に追い詰められているという事なのでしょう。
貧しいという点では北朝鮮国民と同じなのですが、北朝鮮は国自体がテロ国家のようなものであり、イスラム国と違って、核ミサイルをも保有しているのですから脅威という点ではアメリカの考えるメキシコや中東の比ではありません。
そして、北朝鮮は世界中に国外での金正男氏殺害という方法を見せつける事によって、脅威を生んでいます。
日本にはかなりの数の北工作員が入り込んでいますから、実際何時何が起きても不思議ではありません。
日本の政治家の大半が自分の利益の為に政治家になっている現状から考えますと、自分の命を張ってまで北朝鮮が不利となるような事は出来ないでしょう。
私達、一般人からしますと、金正男が海外で殺害された、それも一瞬で。
へー、金正恩は兄弟でも平気で殺害するんだね。くらいの感想かもしれませんが、これは世界に向けて、特に日本からすればミサイルを撃ち込まれたくらいの脅威なのです。
北朝鮮に刃向かうと、いつでも殺しますよという証明なのです。
これで本気となって立ち向かえる政治家がこの日本に果たしているのでしょうか?
という事を日本人もこれから考えていかなければならないのです。
トランプ大統領がやっている事はこういう脅威を少しでも減らそうという事からなのです。
日本の政治家でトランプ大統領のように、日本から全ての北朝鮮人を排除し、日本には入れないという事をやろうとする人は居ないでしょう。
しかし、日本国民の大半はいい加減に北朝鮮をどうにかしてほしいと思っている筈です。
アメリカに頼るのも良いでしょうが、少しは国としての力を誇りを持って欲しいものです。