【中国の走狗】馬英九政権が台湾海域データを中国に提供か
台湾の声
台湾野党・民主進歩党(民進党)の蔡同栄・立法委員(国会議員)は、馬英九
政権の蘇起・国家安全会議秘書長が助手を通じて、内政部(内務省)の海洋探査
研究団体に台湾周辺海域の機密データを中国国務院の窓口に渡すよう指示してい
たと曝露した。
蔡氏によると、最近、中国国務院の関係者が開いた秘密会談の中で、台湾の学
者らに対し、尖閣諸島および太平島(スプラトリー(南沙)諸島)の共同探査を
持ちかけたとしており、今年台湾の海洋研究団体の関係者が中国北京で温家宝首
相、陳雲林・海峡両岸関係協会会長らに接待され、そのときに中国側から台湾の
海底情報を代わりに国連に提供することを持ちかけられたのだという。
これに対し、総統府及び内政部はこれらの事実はないと否認している。
中国は自国船籍の船舶保護や、国際共同捜査・摘発を名目に、南シナ海に長く
軍艦を派遣しており、これらの海域の情報を収集している。また、日本海域付近
でも盛んに中国の調査船が活動しており、中国の海洋への軍拡が、東アジア諸国
の脅威となりつつある。