【ちょっとディープな台湾旅】高雄一日農夫ツアー Part 3 ~バナナ達人~

【ちょっとディープな台湾旅】高雄一日農夫ツアー Part
3 ~バナナ達人~

     台湾の声編集部 加藤秀彦

 台湾バナナの日本国内の流通量が思いのほか少ないことは、昨年11月11日配信記事で
紹介したとおりです。今のところ香り高い台湾バナナを食べるには現地へ行くのが一番
です。
・(11月11日配信) 台湾バナナの危機を救え!
http://kato-hidehiko.asia/taiwan-banana-crisis/

 3回に渡って紹介した「高雄一日農夫ツアー」は今回が最終回。台湾のバナナ農家を
訪ねます。これまでの記事はこちらをご覧ください。
・(1月12日配信)
【ちょっとディープな台湾旅】高雄一日農夫ツアー Part
1 ~伝統
的な焼飴作り~
http://kato-hidehiko.asia/kaohsiung-farmer-tour1/

・(1月20日配信)
【ちょっとディープな台湾旅】高雄一日農夫ツアー Part
2 ~オレ
ンジ一色プチトマト狩り~
http://kato-hidehiko.asia/kaohsiung-farmer-tour2/

  ★高雄一日農夫体験ツアー
  1.伝統的な焼飴作り(1月12日配信)
  2.オレンジ一色プチトマト狩り(1月20日配信)
  3.農村風料理【今回記事】
  4.バナナ糸のDIY【今回記事】
  5.バナナ達人によるバナナ解説【今回記事】

 バナナ農家を訪ねる前に旗山糖廠に戻り農村料理で腹ごしらえ。採れたての農作物を
使った料理は街ではなかなか食べられません。
 食後の一休みを兼ねてバナナ糸を使ったDIY体験。バナナの葉を細く解して繊維にし
ます。それをより合わせると丈夫な糸になります。昔からバナナ農家はこの糸を使って
様々な物を作ったそうです。日本の農家が藁から草鞋などを作るのと似ていますね。
 いよいよバナナ農家を訪ねます。農場に近づくとバイクに乗ったバナナ達人が満面の
笑顔で出迎えてくれました。年季が入った鉄帽子を被り、よく見ると足下は裸足です。
バイクだろうと車だろうと年中常に裸足だそうです。地面がアスファルトでも意に介さ
ず、鉄帽子をくいっとあげてバナナ農園を眺める。その姿はただ者ではない雰囲気を醸
し出しています。まさに達人の風格を感じます。やたらよく切れる鎌でバナナの葉や房
をバッサバッサと切ったかと思うと、にこやかに解説を始める。バナナ達人のバナナ解
説はほとんどが台湾語のため、残念ながら筆者には充分内容を理解できませんでした。
こういう時に台湾語が分かると、今まで見えなかった台湾人の姿が見えるのでしょうね
。しかし他の見学者は感心したり微笑んだり、実に楽しそうな空気に包まれていました
。台湾のバナナ農園でこの空気を味わうだけでも、このツアーに参加する価値がありま
す。
 ひととおりバナナの解説が終わると「プレゼントがある」とバナナ達人は軽トラの荷
台に駆け上がりました。すると参加者一人ひとりにみごとなバナナを一房ずつ配りはじ
めました。なんとも気前の良いプレゼントです。
 普通の台湾旅では味わうことが出来ない一日農夫ツアーのレポートは今回が最終回で
す。いかがでしたか? ガイドブックに載っていなくても、魅力ある台湾旅はたくさん
ありますね。高雄一日農夫体験ツアーに興味がある方はぜひ参加してくださいね。

・高雄一日農夫体験ツアー
https://www.odfkcg.com/index.php/ja/

・高雄一日農夫体験ツアーお問い合わせ(日本語OK)
 odfkcg@gmail.com


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★こちらから関連ファイルをご参照ください:

農村風料理

バナナ糸DIY

バナナ達人1

バナナ達人2

バナナ達人3

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