台湾主権の新たな挑戦
〜第3回台湾主権記念会開催のご案内〜
行政院大陸委員会が2007年4月に実施した世論調査によると、77.3%の台湾住民が台湾
名義で国連を含む国際組織に加盟申請することに賛成しており、台湾の国民が国連の加
盟国となる期待や声が高く響きました。
しかし、7月23日、国連が「第2758号決議」を根拠に、台湾の申請を受理せず、返却し
たことを明らかにした。これに対し7月24日、台湾外交部は「第2758号決議案は台湾の代
表権問題を処理していない」として遺憾の意を表明しました。
国連第2758号決議案のみならず、日本が1951年9月8日に署名したサンフランシスコ平
和条約も台湾の主権を放棄することは明言されたが、台湾主権の帰属は述べられていま
せんでした。
サンフランシスコ講和条約は台湾にとって非常に重大な意味を持っている。だが残念
なことに、北京や以前の国民党政府は政治的意図で同条約の存在を故意に無視するかわ
りに、「カイロ宣言」や「ポツダム宣言」を強調してきました。
我々はサンフランシスコ平和条約その日を境に、台湾山河の主権が再び台湾人自らの
手に帰ってきたとして、台湾主権復帰の9月8日を台湾人の歓喜と希望の日として、台湾
の主権回復を記念すると同時に台湾主権を守る決意を世界にアピールするために、今年も
9月30日(日)に主権記念会を開きたいと思います。
【日 時】2007年9月30日(日)
講演会 PM1:00〜2:30
音楽会 PM2:40〜4:00
【ところ】浜離宮朝日ホール
東京都中央区築地5-3-2 朝日新聞社新館2階 電話03-5541-8710
[交通]都営大江戸線築地市場駅下車A2出口すぐ
日比谷線/築地駅2番出口・東銀座駅6番出口(徒歩約8分)
【内 容】第一部 講演会(90分)
李鴻禧先生(台湾大学名誉教授・前凱達格蘭学校校長)
演題:国際法における台湾の位置づけ(使用言語:日本語)
略歴:東京大學法政研究所公法科(憲法組)博士。台湾憲法学の頂点に立つ
人物で陳水扁総統から「国師」と尊ばれる。
第二部 東京「福爾摩沙」音楽会(80分)
台湾の名曲、日本の愛唱歌等
女高音/莊美麗・朱君苑
男高音/陳忠義・王惠民
男中音/張寶郎
【参加費】無料
【主 催】日本台湾医師連合・日本台医人協会・日本台湾語言文化協会
【共 催】日本李登輝友の会・台湾研究フォーラム・在日台湾同郷会・池袋台湾教会・
在日台湾婦女会・東京台湾教会・留日東京同学会(TSA)
【後 援】台北駐日経済文化代表処
【問合せ】代表幹事 田川博章
TEL:03-3664-5057
メールアドレス:dylan@tcat.ne.jp