初の台湾演奏を再現 栃木市民吹奏楽団
【下野新聞:2013年9月6日】
【下野新聞:2013年9月6日】
【栃木】先月、初の台湾での演奏会を成功させた「栃木市民吹奏楽団」(村上正子楽団
長)は15日、凱旋を兼ねた定期演奏会(台北駐日経済文化代表処など特別後援)を市栃木
文化会館大ホールで開く。
「台湾的管楽〜台湾の吹奏楽〜」をテーマにゲスト奏者も迎え、台湾の市民交響管楽団
との姉妹友好楽団締結1年の節目も祝う。楽団のメンバーは「台湾での盛り上がりと熱気
を栃木で再現したい」と意気込む。
栃木市民吹奏楽団は昨年、創立40周年を迎えた伝統ある楽団で、高校生から大人まで約
40人が所属し演奏会や交流事業など、精力的に活動している。
指揮者のさかはし矢波氏(東京フィルハーモニー交響楽団フルート奏者)が、台湾の大
学で指導していることなどが縁で昨年9月、桃園市を拠点に活動する「桃園交響管楽団」と
姉妹友好楽団を結んだ。
桃園交響管楽団は年齢別に3つの楽団があり、各100人程度が所属し、国際舞台を目指し
て活動している。
栃木市民吹奏楽団は先月下旬、2泊3日の日程で台湾を訪問し、桃園交響管楽団などと地
域の主要ホールで演奏会を開催した。現地では市民の音楽への関心は極めて高く、大盛況
だったという。
当日は午後2時開演。チケットは一般千円、高校生以下500円。問い合わせは、ぶなの森
カルチャークラブ電話0282・20・5055。