中国共産党の習近平・総書記は、創立100周年の演説で台湾問題に触れ「祖国の完全な統一を実現することは、中国共産党の変わらぬ歴史的任務であり、中華の人々全体の共通の願いだ」と述べましたが、この習発言に反発するように、麻生太郎・副総理兼財務相は台湾有事はすなわち日本の「存立危機事態」に関わるとして「日米で一緒に台湾を防衛しなければならない」と述べるなど、台湾、南シナ海、東シナ海にきな臭さが増している昨今です。
しかし、日本の現法制下では、自衛隊法が有事における海保の統制を定めているにもかかわらず、海上保安庁法ではこれを拒否するという、深刻な法的矛盾を内包していることがつとに専門家から指摘されています。
そこで、本会「日米台の安全保障等に関する研究会」委員で、難民問題と安全保障に関する研究で博士号を取得されている羽生勇作氏に、領海の警備と防衛の間に大きなギャップが生まれた背景や、日本にとっての台湾の意義、日本の安全保障と日米安保条約、尖閣問題浮上の経緯などとともに、この法的矛盾をどのように解決したらいいのかについてお話しいただきます。
ご参加の方は、申し込みフォーム、メール、FAXにてお申し込み下さい。
*武漢肺炎の影響で会場定員36人が18人となっています。お申し込みは先着18人とさせていただきます。*参加者は平熱の方のみとし、必ずマスク着用をお願いします。会場で検温し消毒薬を準備しています。*懇親会を開催予定です。ただし、状況により開催できない場合もあることをご了承のほどお願いします。
令和3年7月7日
日本李登輝友の会
記
◆日 時:令和3年(2021年)7月31日(土) 午後2時〜4時(1時30分開場)
◆会 場:文京区民センター 3-C会議室
東京都文京区本郷 4-15-14 TEL:03-3814-6731 【交通】 都営地下鉄:三田線・大江戸線 春日駅 A2出口 徒歩1分 東京メトロ:丸ノ内線・南北線 後楽園駅 4b出口 徒歩5分
◆演 題:尖閣諸島と台湾をめぐる歴史と今日−自衛隊法第80条と海上保安庁法第25条の背景
◆講 師:羽生勇作氏(日本李登輝友の会「日米台の安全保障等に関する研究会」委員)
[はにゅう・ゆうさく] 昭和23年(1948年)、茨城県生まれ。慶応義塾大学卒、トロイ大学大学院修士課程 修了、横浜市立大学大学院研究科修了、日本大学大学院博士後期課程修了。難民問題と安全保障に関する 研究で博士号取得。海上自衛隊、外務省、国際連合、大学、商事会社等に勤務。2015年〜2020年、日本李 登輝友の会神奈川県支部事務局長。「日米台の安全保障等に関する研究会」委員。
◆参加費:1,500円(会員) 2,000円(一般) 1,000円(学生) *当日ご入会の方は会員扱い
◆申込み:申込フォーム、メール、FAXにて。 *7月30日(金) 締切
申込みフォーム:https://mailform.mface.jp/frms/ritoukijapan/m85qxmzjhqch E-mail:info@ritouki.jp FAX:03-3868-2101
◆懇親会:会場の近くにて予定 [参加費=3,000円 学生:2,000円]
◆主 催:日本李登輝友の会 〒113-0033 東京都文京区本郷2-36-9 西ビル2A TEL:03-3868-2111 FAX:03-3868-2101 E-mail:info@ritouki.jp HP:http://www.ritouki.jp/ Facebook:http://goo.gl/qQUX1—————————————————————————————–
令和3年(2021年)7月31日「第61回台湾セミナー」申込書
・ご氏名(ふりがな):・メールアドレス:・ご住所:・お電話:・会 籍: 会員 ・ 会員(学生) ・ 一般 ・ 入会希望・懇親会: 参加 ・ 不参加
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