42年間毎年台湾を訪問した「日本屏東会」、最後の訪問

【3月12日 台湾週報】
http://www.taiwanembassy.org/JP/ct.asp?xItem=83514&ctNode=3522&mp=202

 「日本屏東会」のメンバー7人は、3月10日、屏東在住の元同窓生、潘茂松さん付き添い
の下で、屏東県政府(県庁)と屏東市公所(市役所)を訪問した。屏東県政府では曹啓鴻
・県長(知事)が紀念品を一人一人に贈呈したほか、屏東市公所ではパパイヤ、ブドウ、
スイカ、バナナなど屏東の果物で一行の来訪を歓迎し、同会は記念として「日本屏東会会
報」を屏東県長と屏東市長にそれぞれ贈呈した。

 この「日本屏東会」のメンバー全員は台湾で生まれ、屏東市中正小学校で学んだ同窓生
であり、子供の頃の懐かしい思い出が忘れられず、毎年訪問団を組織し、かつて住んでい
た地を訪れているもので、この訪問はこれまで42年間途切れることなく続いていた。

 同会の一行はこれまで屏東に到着すると、毎回、屏東県政府と屏東市公所を訪問してお
り、2003年に発生した新型肺炎(SARS)が猛威をふるった時でも、訪問の日程は後に延び
たもののこの訪問は途切れることはなく、この時には大量のマスクも屏東市公所に日本か
ら送っており、同会のメンバーは第二の故郷である屏東への思いをこのような形で示して
いた。

 一行のこれまでの屏東訪問では、毎回、観光バスで移動し、同会の会員のほか、時には
家族を連れてきたりもしていたが、時の流れと共に多くの会員も相次いで物故者となった
り、体力の衰えにより長旅に出られなくなったりし、屏東を訪問する人数は年毎に減り、
その参加者数も一ケタ台となったのだった。

 現在「日本屏東会」のメンバーは93歳を筆頭に平均年齢70〜80歳であり、今回の屏東を
訪問したメンバーは、今年を最後の訪問とし、「残念だが屏東、さようならと言わなけれ
ばならない」と語った。


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