を記録し、国別内訳では台湾が最も多く282万9800人で、台湾は16年ぶりに首位に返り咲いたと発
表した。
国土交通記者会・交通運輸記者会で配布されたプレスリリースによると、国・地域別ベスト5
は、1位:台湾(282万9800人、28%増)、2位:韓国(275万5300人、12.2%増)、3位:中国(240
万9200人、83.3%)、4位:香港(92万5900人、24.1%)、5位:米国(89万1600人、11.6%)。
また、台湾からの訪日については下記のように分析している。台湾は、全世界から日本を訪問し
た外国人数の年間最高記録を更新した。
<台湾の訪日旅行者数は 2,829,800 人で、3 年連続で過去最高を記録するとともに、全市場にお
ける年間の最高記録を更新した(台湾市場におけるこれまでの過去最高は 2013 年 2,210,821
人)。台湾が市場別で首位となるのは、1998 年以来16 年ぶりであ る。
映像やウェブサイトなどを使用した訪日プロモーションが奏功したほか、ピーク 期に合わせた
増便やチャーター便の運航が好調な訪日を支えている。団体旅行は日本 国内の手配価格の高騰に
よりツアー価格が上昇している一方で、LCC の相次ぐ就航に より個人旅行が活況を帯びている。>
日本政府観光局の発表は各紙が報じているが、ここでは「財経新聞」からご紹介したい。
なお、台湾の交通部観光局は1月16日、2014年に台湾を訪問した日本人旅行客数は163万4,790人
(15%増)、一方、日本を訪問した台湾人旅行客数は297万1,846人(26.68%増)で、通年の台日
往来客総数は460万人を超え過去最高だったと発表している。別途、下記に詳細をご紹介したい。
2014年の訪日外国人客、過去最高の1341万人 前年を300万人上回る
【財経新聞:2015年1月20日】
日本政府観光局(JNTO)が20日発表した2014年の訪日外国人客数は、前年比29%増の1341万人と
なった。これは、前年を300万人余り上回る過去最高である。また、12月の訪日外国人客数も、前
年同月比43%増の123万人で、過去最高となった。国別では、台湾、韓国、中国などのアジア地域
が多い。
訪日外国人客数の増加は、ビザの大幅緩和や消費税免税制度の拡充のほか、アジア地域の経済成
長に伴う海外旅行需要の増加、さらには、円安進行による訪日旅行の割安感の浸透などが大きな要
因と見られる。政府は、観光庁やJNTOと中心として外国人客の誘致プロモーションに努めている
が、こうした取組に加え、ホテル、旅行業界の積極的なPR活動も訪日客数の増加につながった。
2014年年間の訪日外国人数の国別内訳では、台湾の282万9800人が最も多く、次いで韓国の275万
5300人、中国の240万9200人が続いている。この中でも、中国は前年比83%と急増した。また、
フィリピンも18万4200人で、前年比70%の大幅増加となっている。
欧米諸国からの客数が多かったのは、米国の89万1600人(前年比11%増)、豪州の30万2700人(同
23%増)、英国の22万100人(同14%増)などである。