台湾は5月の政権交替後、経済・主権は未曾有の危機に直面し、日台関係もますます
混迷に向かいつつあります。現在・未来の日台関係はいったいどうなるでしょうか?
拓殖大学日本文化研究所の主催で、日台湾関係について講演会を開催いたします。
黄文雄先生は久しぶりに長時間の講演会を行いますので、日台関係に関心を持つ方々
の奮ってのご参加をお待ちしております。
講演会の参加は無料です。講演は午前・午後に亘り三部構成となっておりますので、
ご都合の良い時間帯にご参加いただいても結構です。
■日 時:2008年11月29日(土)10:00〜17:00
■場 所:拓殖大学茗荷谷本校 C館
■主 催:拓殖大学日本文化研究所
■講 師:黄文雄先生(拓殖大学日本文化研究所客員教授)
■会 費:無料【二次会:5000円(茗渓会館、当日受付にて先着順60名)】
■申込み:250名限定(教室収容人数の関係)
■締 切:11月15日まで
■申込先:お名前、連絡住所を明記し、FAXまたE-mailで下記に
黄文雄事務所 FAX:03−3355−4186
E-mail:humiozimu@hotmail.com
*電話での申し込みはご遠慮ください。
*当日、会場で図書販売も行います
■演題内容
第一部 過去 10:00〜12:00
1)解明されつつある日台超古代史の謎
2)台湾から日本への「海上の道」を探る
3)DNAが語る「日台同祖論」
4)台湾をめぐる日西蘭三国の争奪史
5)大日本帝国がつくった近代の東亜世界
6)台湾近代の中での日本
7)台湾人精神史の中での日本文化
8)台湾人の共通歴史記憶としての228の文化摩擦と文明衝突
9)台湾民主化への道とその特質
10)文化・文明史から見た日台関係
11)戦後60年の日台関係史を見つめて
12)台湾史観から日台関係史の新しい読み方
第二部 現在 13:00〜14:50
1)台湾社会力の構造とその分析
2)民進党が8年政権を喪った本当の理由
3)国民党の脱イディオロギー化と内部矛盾
4)国民党の党産問題の徹底解明
5)国民党と民進党の力構造と変質
6)台湾の対中投資の事情と現状
7)語らざる台湾のブラック・マネーとキャピタル・エスケープ
8)日米欧の中国からの資本撤退と台湾の西進の裏事情
9)戦後60年来の日台関係の構造変化はここまで進む
10)馬英九政権の対日米中の外交政策を読む
11)米中台の妥協的産物としての「現状維持」のさまざまの解読法
12)尖閣問題に見る戦後日本人の国家意識
第三部 未来 15:10〜17:00
1)台湾をめぐる日米中の力学関係とその未来
2)日台から中印露の新三国誌演義を読む
3)戦後台湾最大の経済崩壊と国権喪失の危機はどこまで進む?
4)どう読む?馬英九政権の台湾香港化の虚実と可能性
5)国共合作はどこまで進む?
6)馬英九は第二のロムヒョウンになるか?プーチンになるか?
7)中国の対台湾経済超限戦の現在と未来
8)中国軍拡の真の目的と日台への脅威
9)台湾の未来の運命を決める三つのベクトルと日本の役割
10)21世紀の台湾の国家と民族の条件と行く末
11)台湾有事、その時、日本はどうする
12)日本が選ぶべき21世紀の文明史的な戦略