ピアニストの竹内直子さんは、認知症の両親を一人で介護していたことから、強いノイローゼで心を病んでいた2016年ころ、呼び寄せられるように台湾へ行き、人々のあたたかさにすっかり心を奪われ癒されたそうです。それからは何度も訪台し、『Formosa Verde』(緑の台湾)というピアノ曲まで作曲しています。
台湾で癒されたお陰げで、いがみあいしかなく暴力の続いた父とも和解し、心の余裕を持って最期まで介護にあたることができたそうです。
一昨年、父の死により、日本の台湾統治の初期に曽祖父が大蔵省から総督府民政局につとめ、台湾で亡くなっていたことを初めて知り、今春、思い立って訪台。幾度となく偶然が重なり、帰国当日、遂に曽祖父の終焉の地にたどり着いたそうです。
本会の会員や関係者には曽祖父や祖父が台湾に暮らしていたという方も多くいます。しかし、竹内家はご両親が縁戚関係とのお付き合いがなかったため、父の死後に突然、ご先祖が台湾に暮らしていたことを知り、私は台湾に呼ばれていた──と確信したそうです。
そこで、この体験を皆さんとも分かち合っていただきたいと思い、竹内さんに「私のルーツは台湾にあった──曽祖父の足跡を台湾に訪ねて」と題してお話しいただきます。
*参加は平熱の方のみとし、熱っぽい方は参加をお控え下さい。
令和5年(2023年)10月12日
日本李登輝友の会
記
◆日 時:2023年10月28日(土)午後2時〜4時(1時30分開場)
◆会 場:文京シビックセンター 3階 会議室C 東京都文京区春日1-16-21 TEL:03-5803-1100 【交通】東京メトロ後楽園駅・丸ノ内線(4a・5番出口)南北線(5番出口)徒歩1分 都営地下鉄春日駅三田線・大江戸線(文京シビックセンター連絡口)徒歩1分
◆演 題:私のルーツは台湾にあった──曽祖父の足跡を台湾に訪ねて
◆講 師:竹内直子さん(ピアニスト、日本李登輝友の会会員)
[たけうち・なおこ] 4 歳よりクラシックピアノ、特に音感教育を重視した指導を受ける。両親の影 響により、幼少時より映画音楽を体に染み込ませた。クラシックピアノを頴川治子氏に師事。並行し て11歳よりコード理論に基づいた演奏を始め、学生時代は バンドアンサンブルに傾倒。ジャズピアノ を高橋聡氏、福田重男氏に師事。2023年3月、青山円形劇場にて、放送作家 倉本美津留氏・宮藤官九 郎氏作・演出の舞台演奏を手がける。現在、自身のプロジェクトでは、オリジナル曲の創作・表現を コアに、日本の唱歌の現代アレンジメントなど、常に新しい表現への挑戦を続けている。 2016年頃から 認知症の両親の介護でノイローゼに陥り、自己を癒すために台湾へ一人旅を始め、台湾 の人々のあたたかさに心を奪われ 以来訪台17回に及ぶ。台湾への深い親愛の情から日台関係・歴史・ 言語を学び始め、台湾を思う気持ちを楽曲に込めた『Formosa Verde』(緑の台湾)を作曲。本会多摩 支部設立記念講演会にて同曲を演奏。YouTube動画に於いても配信中。ピアノ演奏を通じて日台友好の 架け橋となるべく活動を続けている。日本李登輝友の会会員。
◆参加費:1,500円(会員) 2,000円(一般) 1,000円(学生) *当日ご入会の方は会員扱い
◆申込み:申込フォーム、メール、FAXにて。 *10月27日(金) 締切 申込みフォーム:https://mailform.mface.jp/frms/ritoukijapan/m85qxmzjhqch E-mail:info@ritouki.jp FAX:03-3868-2101
◆懇親会:講師を囲んで会場の近くにて開催予定 [参加費=3,500円 学生:2,000円]
◆主 催:日本李登輝友の会 〒113-0033 東京都文京区本郷2-36-9 西ビル2A TEL:03-3868-2111 FAX:03-3868-2101 E-mail:info@ritouki.jp Web:http://www.ritouki.jp/ Facebook:facebook.com/taiwan.ritouki Twitter:https://twitter.com/jritouki—————————————————————————————–
2023年10月28日「第81回台湾セミナー」申込書
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