今日パタイ氏と共に台湾原住民文学の双璧をなす、シャマン・ラポガン氏の長編小説『大海に生きる夢』(草風館)が邦訳されたのを機に、台湾蘭嶼島に生きる タオ族の伝統と現代生活、および彼らを取りまく生態環境を、小説作品を通じて知り、理解する機会を持つことを目的とする。
・ゲスト:シャマン・ラポガン氏・下村作次郎氏(天理大学)
・通 訳:池田リリィ茜藍氏
・時 間:2018年1月20日(土)午後2時〜4時
・会 場:台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター 東京メトロ 虎ノ門駅より徒歩1分
・定 員:80名(入場無料、予約制。30分前開場、自由席)
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・お申込:https://jp.taiwan.culture.tw/onlineobject_34_137_74822.html ・主催者:シャマン・ラポガン氏文学講演会実行委員会
・共 催:台北駐日経済文化代表処・台湾文化センター
・お問い合わせ事務局:天理大学下村研究室
・後 援:文化部、原住民族委員会
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シャマン・ラポガン著、下村作次郎訳『大海に生きる夢―大海浮夢』草風館、2017年11月1日刊、3,456円(税込み)
シャマン・ラポガン(夏曼・藍波安)1957年台東県蘭嶼郷紅頭村(イモロッド)生まれ。タオ(ヤミ)族。淡江大学フランス語学科卒業。国立清華大学人類学研究所修了。人類学修士。国立成功大学台湾文学研究所博士課程退学。国家実験研究院海洋科技研究センター副研究員、財団法人蘭嶼部落文化基金会理事長を務める。これまで呉魯芹散文奨、国立台湾文学館金晶奨などの文学賞を受ける。1988年以来、蘭嶼の核廃棄物貯蔵所に対する反核運動「アニトを追い出せ」運動に従事する。2017年、呉三連文学賞を受賞。
下村作次郎1949年和歌山県新宮市生まれ。関西大学大学院博士課程修了。文学博士。現在、天理大学国際学部教授。2000年9月~翌年3月国立成功大学台湾文学研究所客員教授。2013年に、草風館の内川喜美子氏と共に行政院原住民族委員会の一等原住民族専業奨を受賞。