2月20日、映画「多桑」の呉念真監督を招いて特別講演会

日本台湾医師連合、在日台湾婦人会、日本李登輝友の会が共催

 極寒の候、皆様におかれましては益々御健勝のこととお喜び申し上げます。
 さて皆様は、10年前の台湾映画「多桑/父さん」を覚えていらっしゃるでしょ
うか。
 戦前の日本教育を受けた主人公の「父さん」は、東京オリンピックのテレビ中
継を熱心に見、台湾と日本の対戦試合では日本を応援する。調子が悪くなったラ
ジオを叩き、「安物ばっかり買って……。日本製なら10年はもつのに」と愚痴を
言う。そのような日本びいきの「父さん」の姿は、おそらく皆様の記憶に新しい
のではないでしょうか。
 実はこの「父さん」こそ、この作品の監督、呉念真氏のご尊父がモデルなので
す。
 台湾の映画界、テレビ界で大活躍する呉念真監督は、台湾各地方の古き良き伝
統を紹介する画期的なテレビ番組「台湾念真情」を3年にわたって製作しました。
また連続テレビドラマ「台湾百合」を撮り、白色テロの嵐が吹きまくった戦後の
長い年月における台湾知識人の不屈の気骨を描き、大変話題を呼びました。
 その呉念真監督がこのたび、日本を愛し続けた「父さん」の記憶を胸に来日さ
れ、ご自身の日本観、あるいは真の台湾文化とは何であるかについて講演してい
ただくことになりました。
 つきましては皆様には、奮ってご参加いただけますようご案内申し上げます。
参加希望の方は、下記の申込書に御記入のうえ、電話、FAX、またはEメールにて
お申し込みください。

                              主催者一同

■日 時  平成17年2月20日(日)午後5時〜7時
■会 場  ホテル センチュリーハイアット東京 B1F 天平の間
       東京都新宿区西新宿2―7―2     TEL:03−3349−0111
       【交通】JR「新宿駅」西口より徒歩9分
           東京メトロ丸ノ内線「西新宿駅」から徒歩4分
           都営大江戸線「都庁前駅」から直接連絡
■演 題  生きて行く台湾―人々の暮らしの観点から(日本統治時代〜現在)
■講 師  呉 念真先生(映画監督) [使用言語] 日本語
       1952年、台湾・台北県生まれ。私立輔仁大学夜間部会計学部卒後
       、1980年、中央電影公司製片企画部編審。1993年、映画「多桑」
       を監督製作、1995年、映画「太平天国」を監督製作。ヒュースト
       ン映画祭金賞、アジア太平洋映画祭最優秀編集賞2回受賞、金馬奨
       最優秀編集賞5回受賞、金馬奨最優秀作詩賞、聯合報小説奨、呉濁
       流文学奨、金曲奨最優秀作詩賞など多数受賞。「台湾念真情」、
       「台湾百年」、「強盗與天使」、「箱子」、また「台湾百合」、
       「阿祖的児子」など多数のテレビドラマ、ドキュメンタリー映画
       を製作、複数のテレビ局の番組キャスターも務める。作家として
       は、『特別的一天』(遠流)、『台湾念真情』1・2(麦田)、『台
       湾頭家』(非凡)など著作多数。映画脚本家としては「恋恋風
       塵」、「悲情城市」、「戲夢人生」、「多桑」など約75部の作品
       がある。
■主 催  日本台湾医師連合、日本李登輝友の会、在日台湾婦女会
■参加費  1,500円 (但し、学生無料)
■懇親会  同ホテル B1F 飛鳥の間 午後7時〜9時
■会 費  8,500円
■申 込  日本台湾医師連合(丘)
       TEL:048-881-7333 FAX:048-881-7222
       Eメール:tehaino@nifty.com
      日本李登輝友の会(柚原、片木)
       TEL:03-5211-8838 FAX:03-5211-8810
       Eメール:ritouki-japan@jeans.ocn.ne.jp
      在日台湾婦女会(張信恵)
       TEL&FAX:0424-22-4604
■申込締切 2月16日(水)


呉念真監督特別講演会申込書

1、ご氏名:
2、人数:   名
3、TEL:
4、FAX:           

5、講演会 出席 欠席
  懇親会 出席 欠席   (いずれかに〇をつけて下さい)