馬総統、日華議員懇談会議員と会談

【8月5日 な〜るほど・ザ・台湾ニュース】

 馬英九・総統は4日、矢野哲朗参議院議員率いる日華議員懇談会の訪問団と会見した。
矢野議員は馬総統に対し、「15年前に李登輝・元総統に会見した時は通訳を通さずに話
したが、今回は日本語が出来る立法委員も数名だ。数ある国のなかで本当に日本を理解
している世界の政治家は李登輝氏しかいない」と語った。

 馬総統は「毎回、日本語が上手な総統を選ぶことは出来ない。しかし、日本との友好
関係を結ぶ政府チームを作ることに努力する。魚釣島(尖閣列島)問題では3冊の本を書
いている。これを読んでもらえれば反日派でないことがわかる。本にも書いているが理
性的な方法でと説いている。劉兆玄・行政院長が『一戦も辞さない』と語ったと伝えら
れたが、立法委員の質問で無理に引き出されたものだ」と語った。

●日華議員懇談会訪問団
 矢野哲朗参議院議員を団長に、参議院の椎名一保議員、島尻安伊子議員、大江康弘議
 員、松下新平議員の5人。(編集部)



投稿日

カテゴリー:

投稿者: