金美齢先生が11月3日に発表された秋の叙勲で旭日小綬章を受章されたことを受け、金先生の後任としてJET日本語学校理事長に就いた越野充博氏(本会常務理事)がフェイスブックで祝福されています。下記にご紹介します。金先生、おめでとうございます。心からお祝い申し上げます。
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このたび、JET日本語学校名誉理事長をお務めいただいております金美齢先生は、長年にわたる日本語教育、およびその普及への貢献が認められ、旭日小綬章を叙勲されました。
日頃、皆さんの目に映る辛口の評論家・金美齢としての顔とは別に、30年前、JET日本語学校の創立から関わり、理事長・校長を歴任された先生は、日本語教育を、単なる会話教室にとどめることなく、留学生のための学校教育としてきちんと位置づけ、本校の教育内容の充実に努めて来られました。
また東日本大震災を始め、本校を襲った幾多の困難をも乗り越えて来られたのは、金先生の果断なリーダーシップがあったからこそであり、改めて私たちは、先生に感謝するとともに、今回の名誉ある受章を、ともに喜びたいと思います。
そして何より、共にJET日本語学校の発展に尽くされ、11年前に先立たれた金先生の夫君、周英明先生がいらしたら、と思わずにはいられません。
ゆったりとソファに身を委ねながら、金先生の名誉を噛みしめるように、私たちに、あの温かい、包み込むような笑顔を見せる周先生の姿が目に浮かびます。
金美齢先生、まことにおめでとうございました。
付記)
なお、金美齢先生は皆様からの祝意、お気持ちを謹んで拝受するとともに、生花、祝電などは一切、ご遠慮される意を示されています。皆様にも、何卒宜しくお願い申し上げます。